副業でも本業でも継続的に仕事を外注化するのは難しいです。なぜなら、継続することができる人が少ないからです。
特に外注先企業ではなく個人の場合は、この傾向が強いです。いや、正確には企業の場合は後任を探すので継続性が高いです。
しかし、個人の場合は代わりになる人がいないので、企業と比較すると継続性が低くなるのは当たり前です。
では、仕事を外注するに際して、継続的にお仕事を続けてもらうにはどうすえれば良いのでしょうか?
仕事の目標設定を明確にする
どんな仕事でも必ず目標があるはずです。
件数、納期、売上、精度、期間など数値化できる目標を共有することが必要です。
外注先には必ず外注する仕事内容とその目標を定量化したものを提示し、お互いが合意の上で始めることが大切です。
個人の外注先が仕事を継続的に行えない理由の多くは、外注元と外注先が仕事内容とその目標を共有できていないからです。
・こんなに量が多いとは・・・
・納期がこんなに短いとは・・・
・こんな仕事だったら報酬と見合わない・・・
個人の外注先が仕事を継続できない理由は、大抵この3つに集約されると思います。
要するに、外注元は「この程度はできるだろう」、外注元は「そんなに難しい仕事ではないだろう」というお互いに情報の共有化ができていないということです。
可能であれば、契約書などの書面にて仕事内容とその目標をお互いが確認し、同意を得る作業を行うと認識の相違がなくなり仕事の継続性が高まる可能性が高くなります。
信頼できる外注先を選ぶ
お互いに顔見知りなのであれば、外注先である個人の力量はある程度把握できます。
しかし、初対面の人に仕事を外注する場合、その人が信用に値するのか?を見極める必要があります。
私は継続的なお仕事を外注化するのであれば、最初はコストは少し多めに必要ですが、複数の外注先に同じ内容の依頼をすると思います。
複数の外注先に仕事を依頼するのであれば、仮に外注先の1つが仕事が完了できなくても、外注元の仕事への影響は最小限に抑えることができます。
そして、一定期間の後に信頼できそうな外注先を1つに絞り込むことができれば、お互いの信頼関係が構築されているので、継続性は高くなる可能性が高まります。
外注先を放置してはいけない
仕事を外注先に依頼しスムーズに仕事が進捗している間は、外注元と外注先のコミュニケーションは業務連絡のみになることが多いと思います。
しかし、それでは何かあった時に突然外注先から仕事の継続を断られたり、最悪の場合は途中で仕事を投げ出される可能性が高まります。
仕事がスムーズに進捗している時でも、外注元は外注先に対して気遣う行動を行うことが必要です。
・仕事量は多すぎませんか?
・仕事をする上で問題はありませんか?
・何か困ったことはありませんか?
など外注元が外注先を気遣う姿勢を見せることで、外注先は不安を早期に解決するキッカケになるかもしれません。
それよりも大切なことは、外注先を放置していないことを認識させることでビジネスパートナーであるという認識を持ってもらうことが大切です。
場合によっては目標と結果に対するフィードバックを行うことで、次の目標などを目指してがんばる、というモチベーションにつながります。
継続的な外注先は雇用している従業員と同じ
これらの3つのポイントは外注化だけではなく従業員を雇用する会社が行う方法と同じです。
・面接を行い信頼できる人物を選ぶ
・仕事に対する目標設定を行う
・気遣い、フィードバックを通じた認識の共通化、信頼性の向上
スポットで仕事を依頼する外注はそこまで気にすることは必要ありませんが、継続的なお仕事の外注先との付き合い方は、雇う側と雇われる側の関係と同じです。
もちろん、雇用関係や契約に基づく仕事を完遂するという立場は違いますが、最後は人と人の付き合いになる訳です。
外注先は機械ではなく人間であるということを忘れないようにすることが重要だと思います。
*この記事が「おもしろい」「役に立った」という方は「いいね」してくれると私のモチベーションがUPしますので、よろしくお願いします。
またはコメント代わりに感想を伝えたいと思った方は、以下の私のプロフィールページから私にメッセージを送ってください!
さらにモチベーションがUPしますので、コメント代わりのメッセージもお待ちしています!