行間が読める(物理)!?

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コラム
以前、こちらの記事
で I. E. Segal という方の論文が (物理的に) ヤバいというお話をしましたが、その続報です。


今日も元気にインサイダー取引の理解のために
David Nualart. (2006). The Malliavin Calculus and Related Topics, ed2.: Springer.
を読み進めておりました。
(ほんとに最後の節のタイトルが Insider trading なのです。)

今日で Chapter 1 が読み終わったのでその Notes and comments を読んでいると
“The notion of Gaussian space or the isonormal Gaussian process was introduced by Segal [303],” (p.81)
と書いているではないですか!

そこでこの論文 Segal [303] を調べてみると...


...行間が空いてる!!!


詰まり気味ではありますが、要所要所ではちゃんと空いているのです!

ちなみにもう一つ引用されていた 1956 年の論文 Segal [304] の方もなんとか行間が存在していました。
『The Malliavin Calculus and Related Topics, ed2』とは関係ない 1953 年の論文では行間は空いていなかったので、その頃はたまたま行間開けたい気分だったという訳でもなさそうです。

何はともあれ





は行間をちゃんと空けましょうね!
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