ありがとう、だなんて、それはこちらのセリフなのです

わたしなんか、ってずっと思ってました。

わたしなんか生きていたって、みんなに迷惑かけちゃうだけ。

ずっと下を向いて歩いて来ました。

勿論未来に希望など無く。

死までの道のりを夢で埋め合わせて、誤魔化し誤魔化し息をし続けて。

そんなわたしに対しても、真摯に向き合ってくれる人たちに巡り会えたから、も少しちゃんと生きてみようって、思えるようになりました。

「大丈夫だよ」と言う言葉ばかりを追い求めては、転んで傷付いて、誰かに背負われ重荷になって。

その誰かが崩れ落ちた時に、差し伸べる手をわたしは持っては居なくて。

自分ばかりが守られる事に必死になって、「大丈夫だよ」の言葉をくれる誰かを、暗闇から救う事も出来なくて。

だから今度はわたしが、誰かに「大丈夫だよ」と言ってあげられる強さを持とうと、そう決心しました。

「ありがとうございました」

なんてこっちの台詞なんです。

趣味で始めた占いで、誰かの役に立ちたいだなんて思うのは烏滸がましいと思ったし、自信も無かったけれど、それでも。

お金を頂いているのに、そんな半端な気持ちで占い稼業に臨むことは出来ない。そう自分を奮い立たせ、精一杯を尽くそうと足掻く日々です。

励まされているのは、わたしの方なんです。

皆さん、占いを通して、出逢って下さり心からありがとうございます。

暖かいコメントを読み返しながら、また明日も頑張ろうと決意するのです。

『わたしなんか生きていたって、みんなに迷惑かけちゃうだけ』

だなんて思うわたしを滅ぼして、日々を生きる活力を下さっている相談者様に、改めて心からの御礼を。

「ありがとうございます」

まだまだまだまだ、一人前に強くはなれていないけれど、それでも、まだまだまだまだ強くなるために、頑張れます、そして、頑張ります。