人間は一日に数万回自問していると言われています。
この自問の内容は、ネガティブなことが多いんですよね。
なぜか?というと
生存本能の働きが作用しています。
遠い昔、人間は、自分が生き延びるために、
死にそうになったことや、悲しかったことなど
ネガティブなことをしっかり記憶することを覚えました。
このような機能は、
だいぶ安全になって今でも残っています。
そのため、脳には、特にネガティブなことが記憶され
それが頭に浮かぶのです。
このネガティブな記憶をそのままにしていると
どんどん苦しくなりますよ。
さらには、同じ映像が繰り返し再生されることで
強化されてしまいます。
そんなときは、その事実は過去に起こったことで
もう同じことは起こることがないということに気づいてください。
また、いつも同じ記憶が流れるときは、
深刻に受け止めずに、コントのようにまた同じことが始まったと
軽い気持ちで受け止めてください。
実は、ネガティブなことが頭に浮かぶときは
「暇」なときなんですよ。
自分は、いま自由で暇な時間を過ごしている、ことに気づいてください。
そしてネガティブな記憶を浄化してください。