ビジネスを破滅させる滅びの呪文~レバレッジ取り扱い注意~

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ビジネス・マーケティング
SNSが普及して ”良いこと” を広げるための労力が、
ひと昔まえにくらべるとあまりかからなくなった。


SNSに投稿する少しの労力で、
不特定多数の人に簡単にメッセージを届けることができる。


それがうまくいけば、石が落ちた水面に波紋が広がるように、
投稿がシェアされどんどん拡がっていく


いわゆる拡散という現象。


言い換えると、『レバレッジ』がかかるということです。
レバレッジとはテコの原理のことで、
より小さな労力で大きな成果を出すという意味です。


これはとても素晴らしいことであり、喜ばしいことです。


しかし、”悪いこと”も同様に
一瞬で拡がることに注意しなければなりません。


ひとたび悪い面を露出すれば、
それがまたたく間に世に知れわたることになり、

炎柱である煉獄さんが刀をひと振りしたときと同じくらいの
炎上は避けられないでしょう。


つまりレバレッジは使う人によっては
自身のビジネスを破滅に導く危険な性質がある。


そう、飛行石が天空の城ラピュタを崩壊させるがごとく、
あなたのビジネスを一瞬で崩壊させるのがレバレッジ。


SNS上でのあなたの言動はときとして
『バルス』に匹敵するほどの、
滅びの呪文になることを念頭におかなければなりません。


🤪 「え、自分は有名人でもなんでもないし、バレなくない!?」


と余裕をぶっこいている人は完全に世間知らずです。
ネット界隈には『配信者』という10万を超えるリスナーを抱えた
圧倒的強者がいるんです。


それは10万の兵士を引き連れた王と思ってもらっても
差し支えないでしょう。


その配信者のもとには常に、
全国いたるところから「お悩み相談」と言うなの
「タレコミ」が入るのです。


たとえば地方の田舎にあるコンビニで、
アルバイト店員が悪ふざけで
アイスクリームの冷蔵庫に入ってたとする。


それを周りがスマホで撮り
「身内だけ」の間で動画をシェアしたとしても、
必ず裏切り者がでてきて流出する。


それがレバレッジにより
あっという間に拡散するわけです。


そして動画を発見したリスナーが、
配信者に「タレコミ」をすると、
10万人のリスナーに晒されさらなる拡散が起こる。


何がおそろしかというと、
リスナーの中には「特定班」という特殊部隊が存在して、
問題動画に写るあらゆる情報からアルバイト店員の身元や
お店をすぐに特定してしまうのです。


つまり個人情報があっというまに、
全国に知れ渡るのです


それだけで終わると思ったら甘いです。


配信をみた大手Webメディアが
ニュース記事として取り上げると
いよいよ収拾がつなくなります。


誹謗中傷・いたずら電話・いやがらせ、が
問題を起こした人だけなら自業自得ですが、
その周りの人にもいってしまう危険性リスクがあるのです。


これはあくまでも一例で、バイトテロに限った話ではなく
企業が粗相をおこせば同じように集中砲火をうけるのは
言うまでもありません。


それほどレバレッジは取り扱いが難しいものと
なってきているのが現状。


つまり何が言いたいかというと、

レバレッジはビジネスを加速させる反面、
衰退させる強力なパワーを持ち合わせているということと、

悪さやズルさが隠せないこの時代のビジネスのやり方を
いまいちど考えないといけないということです。


最後までお読みいただきありがとうございました。
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