【傷病手当金】はいつ振り込まれるのか?
【傷病手当金】は、申請からどのくらいの期間で給付を受けられるのか、ご質問内容のなかでも非常に多いですね。
もちろん、みなさん気になるところですよね。
療養中の生活設計に関わるところなので、非常に重要なポイントです。
【傷病手当金】は申請を受け付けてから10営業日までに指定の口座に振り込まれます。
記入もれや不備による返戻がある場合は、訂正後に再提出が必要になります。
再提出であっても、あらためて受付日をとりますので、そこから10営業日以内に振り込まれるスケジュールで審査されます。
つまり、一度提出しているからといって、同じ日に届いた申請書のなかで、先に審査されるですとか、振込日までの日数が短縮されるということがないので注意が必要です。
サービススタンダードとは
協会けんぽでは、健康保険給付について、次の給付金の申請対象に、申請受付から給付金の振込までの期間をサービススタンダードとして10営業日以内と定めています。(対象申請:傷病手当金、出産手当金、出産育児一時金、埋葬料の4種類です。)
サービススタンダードの対象となるのは、【傷病手当金】を含めて4種類の給付金ですので、この4種類の給付金が申請受付から、10営業日以内にご指定の口座に振り込まれます。
郵送や窓口において、申請書を受け付けた日を1日目として、平日で10営業日以内に、お客様の指定の口座へ入金するというスケジュール管理が行われます。
土日を含めて、約2週間で振り込まれるイメージになります。
申請書が受付されれば、サービススタンダードのスケジュールで厳格に管理されますので、いつ頃振り込まれるかがおおよそわかります。
少しでも早く給付されるためには
少しでも早く給付を受けるためには、早く申請書を郵送することが大事です。
多くの方が、会社の事務担当者へ、申請書の郵送をお願いするかと思います。
事務担当者におかれましては、申請書の準備が整い次第、できるだけ早く郵送していただきたいところですが、色々お忙しいことと思います。
一人の傷病手当金の申請書を郵送するだけではないでしょうし、他の方の申請書もあれば、そろってから同じ封筒で郵送しようとするのも合理的な判断ですよね。
でも、そうなると、ご自身の申請書がもう提出できる状態なのに、事務担当者の他の仕事の兼ね合いで遅くなることもあります。
その数日分、給付が遅れることにもつながりますので、もったいないですよね。
そのため、会社の証明を書いてもらったら、ご自身で封筒を準備し自分の分だけ早く郵送することをおすすめいたします。
自分で郵送するので、いつ発送して、いつ届いて、いつ頃までに振り込まれるかの目処がつきやすいです。
申請書を提出されてから、具体的にいつ頃振り込まれるのか、審査は終わったのか、これからなのか、ちゃんと受付されているのかも気になる方も多いですよね。
もちろん、協会けんぽへお電話で、受付日が何日なのかですとか、今審査中ですとか、お問い合わせいただければ、随時お答えをしております。
以上が、【傷病手当金】がいつまでに振り込まれるのかについての解説です。
参考になれば幸いです。