みなさま毎日お疲れ様です!
町の金属屋です!
今日は、皆さん最も気になっているであろう、
第二次試験の勉強方法について紹介します。
あくまで個人の経験談に基づく意見ですので、
これが正解というわけではありませんW
それでは行きましょう!!
[選択科目Ⅱ-2,Ⅲ]に共通する回答の仕方
・各分野で問われる内容は異なるものの、技術士はコンサルですので、
トラブルが発生した(あるいは発生しそうなとき)にその「解決策」を「背反と背反を回避する方法」と共に提示できなければなりません。
・普段、皆様のお仕事でも、少なからず、何かしらの課題、トラブルを対応
をされていると思います。
・つまり、そのご経験をベースにした考え方で問題に対し、端的に回答すればいいだけなんです!
(ご自身の経験をそのまま使うというわけはなく、設問に応じてアレンジ必要です!)
・その経験をすぐに文字に起こせるように多少の訓練は必要ですので、
その訓練の方法を紹介したいと思います!
学習方法
①自身の業務フロー(企画・設計・保守等)の項目と概要を体系的に文字で説明できるようにしておく。
例えば…
(トラブル対応の例)
調査⇒原因特定⇒対策検討⇒計画⇒実施⇒改善検討 (それぞれの概要も)
というような感じです。
②技術的に関連性のある分野で、回答シナリオを事前に複数作成しておく。
(通信技術の例)
端末:IoTセンサ塔載⇒無線経由でクラウドへ⇒ビッグデータ処理⇒AI解析⇒端末に提示
というような感じです。
★専門科目に関しては各分野とも日進月歩の技術革新が行われているため、最新の情報を把握しておくことは重要です。
専門科目に関する世間動向、ロードマップ等の情報収集のため、各省庁の白書類も参照されるとよいと思います。
③普段のお仕事の中で記述力を高める訓練をする。
「平日は30分~1時間、週末は図書館等で5~6時間勉強!」
ということができる方って凄いと思います。
(私は直前以外できませんでした…)
なので、おすすめなのが普段のお仕事のアウトプットを出しながら、記述力を高めてしまおう!という"ながら勉強法"ですW
今はPCやスマホにメモしたり、報告書作成もPCでされる方がほとんどかと思いますが、以下の2点を意識的に実施してみることをお勧めします!
【鉄則1】
毎日、打合せ、ミーティング等で手書きでノートを取る
・誰が何を発言したかを速記するつもりで書く
(30分の打合せでB5ノート1枚が目標)
・今日からはじめられます。毎日できます。
【鉄則2】
わからない漢字はノートの上にひらがなでメモし、あとから調べる
・ある程度たまったら、一覧表を作りましょう。これで普段の業務で使う自然な文章が、スラスラ書けるようになります。
(例)PC慣れすると書けなくなっている漢字
柔軟、適宜、周知、提案、推奨、見解、妥当、暫定、宣言、緊急、脆弱性、危機、機密…
最後に
いかがでしたでしょうか?
普段の業務でも、筆記試験を意識しておけば、わざわざ勉強の時間を作らなくても、自然と勉強できてしまいます。
勉強というより、お作法を習得するに近いかもしれませんね!
次回は回答のノウハウ(大原則)について簡単に説明しますね!
ご参考になれば幸いです!
それでは、
あなたの技術士試験勉強を支えてくれるすべてのステークホルダーの方に
感謝しつつ…
Enjoy 受験ライフ!!