自分のお金と思って考える

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学び
会計の話とは少しずれてしまうのですが、会計を身につけられた方がお仕事の判断で迷われた際の参考になるかもと思い、記載させていただきます。

プロフィール紹介にもありますとおり、私は勤めている会社で新入社員研修や新任管理社員研修等の講師を多くさせていただいています。
研修ではもちろん会計や財務諸表の見方をお伝えするのですが、研修の最後に1つお伝えするようにしていることがあります。

それは会社の中で判断に迷ったら「自分のお金と思って考えてください」ということです。
これは私自身が新入社員の時、とてもお世話になった職場の先輩から教わった大切な心構えになります。

会社の中で働いていると人間関係や手続きの煩雑さから、経済合理性に合わない判断をしそうになることがあると思います。
ですが、そのような経済合理性に合わない判断は会社に損失を与えてしまうはずですので、その誘惑に耐えるため「自分のお金だったら本当にそうするか」を考えるようにしなさいという教えでした。

自分のお金であったら何かを買うときにいろんなお店を比較してできるだけ安く買う努力をすると思いますし、何かを売る時もできるだけ高く売れるお店を探すと思います。
それと同じように日々の仕事の中で判断することで、会社の従業員として適切な判断ができるということを教わりました。

このブログを読んでくださっている方は会計に興味をお持ちで、会計知識を身に着ければ経済合理性に基づく判断できるようになる方だと思います。
そのような方が「自分のお金と思って考える」ことができたら、判断が歪むこともなくなり鬼に金棒のはずです。
もしこの考え方に共感いただき、「自分のお金と思って考える」ということを頭の片隅に置いていただけたなら幸いです。

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