TOEIC S&W(話す&書く)

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こんにちは!英語のコーチNaotoです。

今日はTOEIC S&Wテストについてお話しします。
皆さんの多くが受けられているのはおそらくTOEIC L&R、つまり「聞くこと」と「読むこと」の能力を測る試験です。「TOEIC〇〇点」と言うのは大体こちらの試験のことを指しています。今回私がお話しするのはもう一つの試験、TOEIC S&W、つまり「話すこと」と「聞くこと」の能力を測る試験です。最初に言うとこの試験、かなりマイナーですが内容はとてもいい試験です(対策すればちゃんと話せるようになっていきます)。TOEIC800点以上持っているのに話すことができない日本人は多くいますが、このスコアがあれば話すことと書くこともできる証明になります。
試験はSpeaking(話す)200点満点、Writing(書く)200点満点です。PCのある会場で最初にヘッドセットをつけSpeakingから受けます。最初は写真の内容を自身で英語で話す問題から始まり、最後には自身の考えを話しなさいという内容まであります。周囲には他の受験生もいますので、恥ずかしがりの日本人には少しタフなテストかもしれません。終わった人からWritingのテストに入ります。こちらもPCを使います。タイピングが弱い人は練習しておいたほうが良いかもしれません。こちらも指示に従いまとまった文を自身で書くと言う内容で時間が足りなくなるくらいです。
Speakingについてはどれだけ簡単な文法を使っても良いので、指示された内容に対して適切な答えを返せているか、発音やイントネーションは良いか、文法的なエラーは無いかと言う観点で採点されます。こちらも制限時間内に吹き込む必要があるので、30秒、1分など大体自分がどれくらいの内容を話せるのかトレーニングを通じて把握しておくことが必要です。
Writingは慣れです。こちらはある程度文法が身についている方なら、ビジネスメールの書き方や記事の書き方さえしっかり習得できれば点数を取れます。高得点を狙うのであれば、短い時間内でより多くの英文を書く練習をし、発想力を鍛えておくことが肝要です。
繰り返しになりますが、日本の英語界ではTOEIC L&Rが超主流の試験になっているがゆえに、これを持っていれば会社や知人から一目置かれるかと思いますが、実際に英語の会議などで発言できるかどうかは未知です。外資企業や一部の日本企業もそれに気づき始め、TOEFLやIELTSといったスピーキングが必須の試験のスコアを重要視する傾向が高まっています。一方でTOEIC L&Rのスコアが決して無意味なことはありません。800点、900点持っている方は自信を持って良いでしょう。しかしそれだけで満足していると実際に英語を使うシーンで痛い目を見るかもしれません。「会社の期待に応えられなかった」となる前にTOEIC S&Wの試験も受けてみませんか。スピーキングが大嫌いな日本人の中でこのスコアを持っておけば他と「違い」を作れますし、どんな場面でも英語で困ることはありません。
私のサービスにはTOEIC S&Wテストに特化した講座を用意しております。よろしければそちらもご覧いただき、もしお力になれることがあればサポートいたしますのでご相談ください。
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最後までお読みいただきありがとうございました。

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