「山に籠る」ということ

記事
コラム
双子の息子たちが小学校になったころから
夏休みを利用し山籠りをしています

電気ガス水道なしの生活です

辺りはまだうすぐらい早朝
鳥や虫たちの大合唱が始まります

それがおさまるってくると 
次は蝉の合唱 そして
またたくまに 旭日が昇ってくるのです

お風呂もありませんから
山頂から流れてくる伏流水を浴びます

ひんやり冷たくって
滝行のように流れ出る山水を頭から浴びます

脳がとてもクリアになります

この水は自炊でも使い 
飲んで浴びていると どんどんと全身が整ってゆき
全身全霊 シャキッとクリアになってくるから不思議です

私は趣味で
日本全国の伏流水や湧き水をとりにいくのですが

このお山のお水は
甘くてすっきりしています

山奥の下の集落では
この伏流水を利用して
完全農薬なし お米や野菜や鶏や玉子をつくっています

空気もとてもおいしくて
写す写真も ものすごく鮮明!

西方寺.jpg

( 奥にみえる山のてっぺん付近で暮らしていました )

いくつもの小さな湾がつづく日本海
それを眺めるようにそびえたつ山々

街からは グンと離れ 
これでもか これでもかと
獣道を登り続けます

標高 約600M地点

変わった人間が今年もきたな…と
獣たちに思われていることでしょう

ことしは小鹿が人間に興味を示したようで
寝静まっているあいだ 
車に爪痕を残しました

遊んでいたようですね

どおりで夜更けに 
母鹿の「キー」という鳴き声?叱る声?がなんども聴こえてきました

ちなにみ爪痕が3本あるときは
鹿なんだそうな!
集落に住む天使のような女の子が教えてくれました

山に籠るたびに 思うことがあります
それは
「丁寧に 生活させていただきます」
「どうぞ 宜しくお願いいたします」
ということです

ありのままの自然体系の中で暮らす 尊い動植物たちの中に
人間がおじゃまさせていただいているということ
共に暮らすことへの 畏敬と感謝を伝えるようにしています

今年は酵素教室で出会った知人のために
山の中に自生する野草摘みをしました

私には見分けがつかないものもあったため
集落の長老の方が いっしょに探してくれました

この力強く生命力に溢れた大地に自生する野草の力をおかりし 
彼女の病が 少しでも緩和されていきますよう願って

キャンプ.jpg

朝は 旭日と共に動き出し
夜は 夕暮れ前に ひととおりやることを終えます

自然のリズムの中に 潜り込み
自然のリズムの中に 自らの命を委ねる

子どもたちにとっても
オトナである私たちにとっても

人間である私たちが
忘れてはいけないリズムと感覚 と思っています

都会で暮らしていると
夜も朝も 時間は人工化され

つねに過剰な情報が
目から入り 脳を支配している気がします


西方寺の川.jpg

未来を担う子供たちが スクスクと育ちゆく
豊かな自然体系が守られ 引き継がれていきますように

偉大なる自然の力をおかりし
人間の心身を浄化し
生きとし生けるものたちとともに
活かし続けていただける道を みつけだしていけますように


▼来週8月16日㈬は獅子座新月です
新月のパワーをおかりしたヒーリングを女性限定3名様で施術させていただきます。料金も少しお値下げさせていただきました。必要とされる方に届きますように。













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