【業務日誌】配線図と系統図 20230418

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プロット位置の微調整を続けている状況でも施工図一覧表の配線図は日々刻刻と締切に近づいていきます。

本来はプロット図が確定してから配線図に進むのが効率的なのですが、そんな風にスムーズにいくことってなかなか無いんですよね。理想と現実は違うのです。

というわけで、現状の総合図プロットを貼り付け、設計図に沿って配線を書いています。

あるあるなのですが、設計図の配線図と系統図が微妙に違っているんですよね。これがクセモノで、配線種別の理解がド素人な私は、設計図通りに描いたほうがよいの?前に教えてもらったことと違うような気がするから変えたほうが良い?あえてかもしれないから設計図通りが良いのかな??????と立ち止まってしまいます。

そんたびに昔先輩に言われた「考えずに描け!」という言葉を思い出します。薄っぺらい知識しかないCADオペがいくら考えても時間の無駄だから手を動かせという趣旨です

あれから時が経ち、経験を積み「おさまりを考えて作図してくれてありがとうございます」と言われたりすることも増えてきました。ありがたい限りです。

この案件のお客様は高いレベルの系統図をお求めなようで、施工できるように系統図に情報をつけてほしいとの打診がありました。これまで系統図は竣工図まであまり触ることがなく、系統図の情報を配線図に反映することのほうが多かったので、ちょっと驚きました。

配線種別や施工がド素人の私には、見ただけで施工できるような系統図が作図できるわけもなく、とりあえず設計図ベースで出して、先方から指示があったら直しましょうということになりました。

系統図を見ながら、配線図の立ち上げ、引き下げに「至」と「自」を追記するくらいが限界なのです。施工できる系統図の作り方を覚える良い機会なので、ちょっと楽しみです。
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