嬉しくない贈り物は受け取り拒否

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コラム
あるとき仏陀に暴言を吐いている人がいました。
それはもう聞くに堪えないものでしたが、仏陀は全く耳を貸しません。
怒り心頭の弟子は「なんで言い返さないのですか?」とキレまくり。
そんな弟子に仏陀はこう言いました。
「相手が贈り物を持ってきても、それを受け取らなければ、その贈り物は、誰のものか?」
贈り物は持ってきた人に返されますよね。
言葉も同じです。
嬉しくない贈り物は受け取り拒否を。

世の中にはわざわざ相手が気分を害するようなことを言って面白がっている変わり者がいます。
「たかが〇〇の分際で」「出世できない可哀想な社畜」「(未婚の人に対して)一生独身の覚悟をしたほうがいいよ」
その人は相手に向かって言っているつもりでしょうが、脳は誰に言ったかを判別できません。
自分のことだと認識してしまうのです。
出世するな、生涯独身でいろ、と自分に言っているようなものです。
何と気の毒なことでしょう。

現世で残されている時間はわずかです。
1000年も2000年も生きるならまだしも、人間が精一杯生きて、やっと100年。
不平不満のネタばかり探している場合ではありません。

「あなたは素晴らしいよ!」「有難う」
言霊も素敵な贈り物。
たくさんの人に渡しましょう。
あなたの脳も喜んで一石二鳥、三鳥、いやそれ以上です。

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