ギリシア神話狂想曲~頭痛に悩んだゼウス

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コラム
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ある日ゼウスは頭痛に苦しんでいました。
痛さのあまり、あちこちの岩に頭をぶつけ、それでも耐えられなくなった彼は息子であるヘパイストスに「頭を割ってくれ!」と頼んだのでした。
いや、そっち?
というのか全能の神が頭痛って....
突っ込みどころ満載ですが、ヘパイストスは「えいやっ!」と父の頭に斧を振り下ろしました。

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「父上のお言いつけですから💦他意はありませんでした」
~ヘパイストス談

するとぱっくり割れた頭から金の鎧、槍と盾を持った女神が誕生。
ゼウスは巨神族の娘であるメティスと結婚していたのですが、「メティスが子どもを産んだら殺される」と予言されたので妊娠したメティスごと飲み込んでしまったのでした。

そう、壮絶な痛みはいわゆる陣痛。
頭が陣痛!?
かなりハチャメチャですが何でもありなのがギリシア神話。

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生まれた女神はアテナ。
人に叡智を授ける素晴らしい女神なのですが負けず嫌い、勝気なところがあり逆鱗に触れると大変なことに。
この気性は父親譲りかもしれません。

もちろんゼウスは不死身ですから頭を割られたくらいでは死にません。
新たな恋に身を焦がすのでした。


悩ましい頭痛を和らげるツボがあります。
合谷(ごうこく)は親指と人差し指の骨が交差する場所にあり、ここを3秒
程度圧迫することで、頭痛や肩こりが緩和します。
力加減に気をつけて、数分繰り返してみてください。


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