今日は外航船の船内生活についてお話します
現在の外航船の乗組員のほとんどはフィリピン人船員となっています
日本人はとても少なく日本人だけの外航船はほとんどありません
ですので私も乗船すると全乗組員21人に対して日本人は1人だけとなります
(会社によって少し違います)
船内生活は日本の会社でもフィリピン人の生活スタイルに合わせます
船内の公用語は英語ですがフィリピン人同士は彼らの母国語である
タガログ語で会話しています
食事もフィリピン料理です
フィリピン料理は味が濃く辛い料理が多いです
苦手な日本人もいますがなれると問題ないと思います(私の感想)
外航船で私が日本の働き方と大きく違うなと感じたことは
休憩時間をしっかりと取ることです
毎日10時と15時にお茶の時間がありみんな集まって休憩します。
お茶の時間はコーヒーや紅茶などを飲みながら
司厨長の焼いたパンやお菓子を食べます。
船は24時間動いているため3直3交代制で働きます
0時から4時、4時から8時、8時から12時に分かれ4時間交代です
船長や機関長は日勤となるため8時から17時の勤務になります
一等航海士及び一等機関士は4時から8時と16時から20時の勤務
二等航海士及び二等機関士は0時から4時と12時から16時の勤務
三等航海士及び三等機関士は8時から12時と20時から24時の勤務となります
内航船は残業が多いですが外航船では緊急事態でない限り残業はありません
海外の働き方は基本残業しないようにします
日本の働き方に比べて外航船の働き方は超ホワイト企業ですね(笑)
9ヶ月の長い航海ですが内航船の3ヶ月より精神的にも肉体的にも
そんな外航船に少しでも興味ある方は気軽にご連絡ください