「助けて欲しい」のひとことが言えない

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コラム
こんにちは。

基本出不精の私は、家から一歩も出ないことは、全く苦になりません(*^-^*)

それは自宅の居心地が良いからであって、外が嫌だということでは無いのです。

リビングから見える庭の草花、雑草、植木の緑があるから、落ち着ける。
エレベーターや階段を降りないと、地上に降りられないのは、私は苦手で落ち着かなくて、孤独を感じます。

いざとなれば、すぐ外(地上)に出られるし、外の空気が吸える。
そういう地面に近い生活だから、外に出ないでいられるのかもしれません。

前世があるなら、地面に近いところで生きる生物だったのかなあと思います。

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子どもが小さい頃は、マンション住まいでした。私の苦手な環境です。
子どもを連れて外出しますが、外でも家でも、いつも孤独でした。

近くに実家はあるし、夫もいますが、、、
出産後から急に、何だか誰とも気持ちがつながってない感じがしていました。

振り返ってみると、ホルモンのバランスが崩れ「産後うつ」の状態でもあったのかな?と思います。

学生時代や、独身時代は友人や親しい同僚と心を割って話せた感じがあったのに、出産後出会う「ママ友」という人とは、どうしてもそういう関係を作れなかったのです。

どこに行っても「ゆきまる」、ではなく「〇〇ちゃんのママ」として扱われることが、それまでの人間関係と違っていて、どうしても受け入れられなかったのよね(-_-;)

周りの多くのママたちは、むしろそれを喜んで受け入れているように見えて、ますます孤独を感じていました。

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それまで私は、勉強でも仕事でも、努力すれば成果を出せるという自信がありました。

ですが、子育てではそれが全くそういう感覚にならなかった。
あくまでも私の場合ですよ(^^♪


何から何まで、周りのママたちが普通にできていることが、私にはできていないような気がして、どんどん自信を失っていきました。

そして、「助けて欲しい」のひと言が、誰にも言えなかった。

考えてみると、私はずっと、誰かに「助けて欲しい」が言えない、というより言いたくない人だったのかもしれません。

「助けて」と言いたくないから、努力して自分で何とかしようとする。

それが、私という人間を支えてきた強みでもありますが、時には自分を苦しめる弱点になってしまうと、今なら思えます。


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世の中には、過去の私と同じように「助けて」と言えない、あるいは言いたくないという人は、多いのでなはいでしょうか。

自分で頑張ることも、素晴らしいことだと思います。

でも、どうしても辛い時、苦しい時は、誰かに「助けて」と言ってみていいと思います。

誰もが、それを聞いて受け止めてくれるわけではないですが、
一人ダメだったからと言ってあきらめるのはもったいない気がします。

自分を偽らずに話せば、親身に聞いてくれる人は、必ずどこかにいます。

私は、誰かのそういう人の一人になりたいと思っています。









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