認知症の悲しさ

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ブログにお越しいただきありがとうございます。
認知症の方が大好きな、音楽療法士のHitomiです。

80代の
かなり認知症が進んだ女性Tさん。

いつもは朗らかなのに
落ち込んだ顔で涙を浮かべていました。

「私、何か悪いことしたのかな。
何か悪いこと言ったのかな。
今まで優しい人ばっかりだったのに
なんか意地悪されているみたいで・・」

「Tさんは何も悪くないですよ。
何も悪いことしてないし
何も悪いこと言ってないですよ。
自信持ってください
Tさんは正しいですよ」

何度もそう伝えるとやっと
「ああスッキリした、話せてよかった」
と言って微笑みました。

記憶が薄れていくとともに
自信がなくなり
心も弱くなっていく・・

認知症の悲しさを
思い知った夕方でした。

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