詐欺師とどう向き合うべきか

記事
学び
私たちがこの国にいる限り、詐欺師との遭遇は避けられません。では私たちは詐欺師とどう向き合うべきなのでしょうか?あなたが若い女性であれば私のようにドアチェーンもつけずにいきなり詐欺師を怒鳴りつける必要はありません。ひたすら居留守やフル無視でいいわけです。ですが私が詐欺師に対して超高圧的なのはもちろん詐欺師という人種が大嫌いで生理的に受け付けないからですが、こうしてコラムを書いている以上、どうしてもネタが欲しいわけです。でも残念ながら詐欺師の頭はIQが低くて単細胞で馬鹿の一つ覚えです。だから先日の詐欺師には落胆しました。道路拡張工事ネタはもう聞き飽きたし、今年はうちのエリアが国の住宅土地の調査対象に選ばれたため調査員を装う輩が出ることが予想されます。残念ながら私は不動産の知識がないので、もし詐欺師が来たらけっこう苦戦するかもしれませんが、いざとなったらこの前チラシに書いてあった連絡先に電話して確認すれば、そいつはきっと退散するでしょう。私はちゃんと国からのチラシを保管した上で詐欺師の襲来に備えています。前回の詐欺師に対してフル無視を決め込んだのは以前からマークしていた水曜日に来る若い男ではなかったし、もしかしたら調査員を装った男かもしれないので様子見に終始したわけです。スポーツみたいなもので対戦しないとネタは得られません。孫子の兵法に照らすならば居留守やフル無視がまさります。詐欺師に対して反応せず、レスポンスを返さないのは戦わずして勝つという孫子の兵法の理にかなっているからです。ですが詐欺師はしつっこくて諦めが悪い粘着質であることも事実であるし、私がいくらフル無視を決め込んだところで詐欺師がまた来る可能性が非常に高いのも事実なんです。うちのマンションは誰も出ないし契約は取れないし部屋数は少ないし階段や通路は狭いしエレベーターがないので詐欺師から見れば優先順位が極めて低い物件です。ですが、お盆明けから9月の初めにかけてのわずか半月で立て続けに2人も詐欺師が出たことはなく、この時期に詐欺師が出るのはうちのマンションでは極めて珍しいことからよっぽどこの国が急速に劣化しているんだなと感じます。まあ私のように失うものがない売れない作家であれば詐欺師に対して超高圧的でいいわけですが、そうでない人にはあまりお勧めできません。私はどうしてもコラムのネタがいるわけです。小説と違ってコラムは実話がベースなので話をでっちあげるわけにはいきません。ありもしない架空の話は書けんのです。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す