イトーヨーカドーの閉店に想う

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ビジネス・マーケティング
みなさん、こんにちは。
オンライン事務代行ジムスキの和田博です。

今回は、私にとって非常に寂しく、そして学びの多かった出来事についてお話ししたいと思います。

実は先日、私の地元の大手スーパーマーケット「イトーヨーカドー」が20年以上の歴史に幕を下ろすこととなり、閉店しました。
この地域に越してきた20年前から存在したこの店は、私の生活に深く根付いた存在でした。
処方せんを扱ってくれる薬局を併設していたこともあり、週2回は必ず行っていました。

閉店の背景には、セブンホールディングスが全国の店舗の収益性を見直す方針を打ち出したことがあります。
おそらくこの店舗は売り上げが振るわず、整理の対象となってしまったのだと考えられます。
(私は繁盛していると思っていました・・)

最終日は家族で買い物に行きました。
お店に行ってみると、50%オフ、30%オフという惜しまれつつも激しい閉店セールが行われていました。
特に驚いたのが、100円ショップのコーナーの商品が半額の50円になっていたことです。
これには驚きを隠せませんでした。

私は途中で帰宅しましたが、妻は最後の瞬間まで居続け、閉店間際に店長から感謝の挨拶があったと話してくれました。
挨拶の場所にはお客さんが集まり、20年の感謝を込めた店長の挨拶に、感動的な最後だったとのことでした。

翌日、店に行くと柵に閉鎖の張り紙がしてあり、無機質なシャッターが店を覆っていました。
このありふれた光景に、改めて愛着深い存在を失った寂しさを覚えました。

この出来事を通して私が気づかされたのは、身近なものへの感謝の気持ちの大切さです。
イトーヨーカドーは、いつの間にか私の生活に溶け込み、酸素のように、「あって当たり前」の存在となっていたのですね。

つくづく、人は大切なものを失ってから初めてその価値に気づくものだと痛感しました。
今回を機に、身の回りにある当たり前の存在、それでいて欠かせない存在に目を向け、感謝の念を忘れずにいたいと心から思います。

そして、この学びを胸に、改めてお客様の立場に立った丁寧なサービスを心がけ、感謝の気持ちを忘れずにお仕事に臨んでいくようにしようと再認識しました。
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