引き寄せの法則と不動産投資、、、

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マネー・副業

「効果」は使い手による


私自身が引き寄せの法則を活用してどうやって不動産投資で成功をしていったかをお話したいと思います。



私は、すごく理屈っぽい性格です。



ブログを読んでくださっている方であれば、統計だの、戦略だの、リスクヘッジだの妙に理屈っぽいのは既にご存じかもしれません(笑)



そもそも「引き寄せの法則」とか全然信じていませんでした。



性格が理屈っぽかったし、理系だったし、ロジカルに戦略を組み立てる仕事をずーっとやってきたので、それを超越したスピリチュアルなものに拒否反応があったからです。



でも、人生のいろんな経験を通じて「引き寄せの法則」は実在するし、それを活用すれば望む未来に行けるということを何となく感じ始めるようになるのです。





よく言われる大原則はこんな感じですよね↓



自分の願ったことが実現する。
願いをかなえるには紙に書くべし。
ワクワクを感じる方向に進むべし。
既に望む未来が叶っているつもりで行動すべし。
今起こっている出来事にはすべて意味がある
プラスとマイナスは同じ量。
与えたものが返ってくる。


理屈っぽい私には、

「何言っているんだっ!」

「そんなんで夢が叶えば苦労しないよ!」



と、とても素直には受け取れない原則ばかりでした。





そんな理屈っぽい私がスピリチュアルの世界のような「引き寄せの法則」を信じるきっかけになった経験を紹介します。





ある優秀なエジプト人との出会い



ある時、エジプトに赴任していた時のこと。



とても優秀な方で高度に理詰めで物事を俯瞰できる方がいました。

物腰も柔らかく、でも発言する時の眼光は鋭い、そんな方でした。



彼からは仕事の仕方や、考え方、人との接し方、多くのことを学ばせてもらいました。



15歳くらい年上の方で、私は30手前の平社員。彼は部長クラス。

当時の私は技術者として認めてもらおうと必死に頑張っていました。

仕事にのめり込んで、認めてもらいたい、一角の人物になりたいともがいていました。



私は彼をとても尊敬していました。





ある日、私は夕食に招いてもらったときにいつも疑問に思っていて、いつか聞いてみたいと思っていたことを思い切って聞いてみました。



「どうしたらあなたのような優秀な技術者になれますか?」



そうすると、クスっと少し笑った後で、真剣に答えてくれました。

彼からの回答はこうです。



「自分の才能は神から預かったもの」

「ただし、預かった才能を磨く責任は自分にある」

「たまたま自分が受け取ったので、それはみんなの為に使わなくてはならない」

「私腹を肥やすのではなく、貢献することだ」





当時30手前だった私は、衝撃を受けました。



自分の能力は自分の責任で磨く、という部分は当時の私にもあったものの、



「神から与えられた」、とか



「みんなの為に使う」、とか



そんなことは考えたことがありませんでした。





彼はムスリム(イスラム教徒)だったので、それがこの考えに大きな影響を与えたのでしょう。



いや、ただムスリムだからというわけではないと思います。



ムスリムの方でも、このような達観した人はそうめったにお会いしたことはありません。





今になって思うと彼の心がいつも穏やかで、ガツガツしていないのは、



「自分ができる努力は最大限するけれども、どこか、流れに身を任せている」



そんな雰囲気から感じ取ったのかもしれません。







そして、現実の世界でも彼はどんどん昇進し別の会社に移りましたが社長にまで上りつめました。



彼は自分が最大限貢献できる場所を選んで、流されるように生きていました。



彼の優先事項は「貢献」にあったのです。



これは、まさしく「与えたものが、自分に返ってくる」を体現しているようでした。





この時には、「与える」ということの意味も分かっていませんでした。



彼を見ていると「与えている」という感覚よりも、「貰っている」感覚が大きいと話していました。




貢献させてもらっている。



貢献を通じて、幸せを貰っている。



そんな感覚だと言っていました。





社会のしがらみはいろいろあります。



しかし、彼の大原則には、会社のルールや常識なんかよりも優先する判断基準がありました。



それが、世の中への貢献につながるか?



この一点のみで、複雑な判断をしていたみたいです。



そして、自分の富を増やすことに執着せず、

「既に持っている」

「十分だ」
「満足だ」


と考えていたみたいです。



そして彼はどんどん裕福になっていきました。





ムスリム(イスラム教徒)は、ザカートという義務的な喜捨とサダカという任意の喜捨があります。



喜捨というのは、「喜んで捨てる」と書くように寄付を指しています。



富の再分配、相互扶助のような役割を果たします。



もっと分かりやすくいうと、「困った時はお互い様」精神ですね。



彼は、積極的にごく自然体でサダカをしていました。









自分は、彼との出会いをきっかけに貢献にすこしずつ理解が深まってきました。



貰うより与えること。



与えることで貢献感を感じること。



貢献感が自分を幸せにしてくれること。





これは、のちに学んだ「アドラー心理学」とも通じるところがあります。



さらに、スピリチュアル系のYoutube動画で知った、「バシャール」にも通じるところがあります。





私には、衝撃的な出会いでしたが、まだまだ使いこなすレベルにまでなっていませんでした。



でも最近、彼と同じようにすこしずつ考える事が出来るようになってきています。



自分を貢献の場に身を置くこと。





喜ぶか喜ばないかは、相手の自由で、



自分は「貢献できたこと自体」に喜びを感じる。



そんな生き方になってきたように感じています。





まだまだ未熟ですが、いつか彼に直接会いに行ってお礼を言いたいです。



今度エジプトに遊びに行くのでムスタファさんにお礼を言いに行こうと思います。







思い返せば、私が不動産投資で成果を出せるようになったのも「引き寄せの法則」によるものなのかもしれません。



望んだ世界を実現している人に出会い、直接教えてもらうことで、成功しているイメージがより湧くようになったことがきっかけでした。



行動の基準があがり、精度高く物件調査や購入判断もできるようになりました。



入塾した不動産投資塾の中でも、自分の経験を積極的にシェアし勉強会なども開催していました。



入居者さんに対しては、初期費用負担を減らしたり、



管理会社さんに対しては、努力が報われる報酬体系にしたり、



融資をしてくれた銀行さんに対しては、丁寧な報告を心がけたり、



不動産業者さんに対しては、こちらの情報も開示し買う基準や意思を明確に示したり、



「貢献」が行動に少しずつ反映されるにしたがって、



協力者が現れ、



物件が増えていきました。



今では、4棟56室満室、家賃収入3000万円を継続できています。

(銀行返済や経費、税金等を支払って手元に残るキャッシュは1000万円です)





土台にマインドがあり、いろんな行動の積み重ねで達成できたんだろうなぁ、とここまで来て思います。



是非、今後は自分も成長しつつ、多くの方に貢献できるような生き方にしていきたいと思っています。



今はサラリーマンですが、そのうちリタイアして自分で事業を立ち上げたいと思っています。



それが、ゼロ円マイホームの支援事業です。



私は、もう貢献すると心に決めました。



よろしくお願いいたします。
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