エンジニア & 投資家の ほんむら です。
私はミニマリストを自負しています。
ただ、部屋にカーテンもつけないといった究極のミニマリストではなく、生活に必要なものは買いますし、気分が上がるちょっとしたワンアイテムなどはあったらいいなと思っています。
ここでは、もともと人並にモノを買っていた私が感じたミニマリストのよいところを3つ紹介します。
1. 自分のためにお金を使える
住居費って高いですよね。そんな住むために払っているお金を、モノの保管スペースではなく自分の居住スペースのために使える、というのが何よりのメリットだと思います。
例えば、都内だと1K(部屋の広さが25平方メートルと仮定)で10万円くらいするので、単純計算で1平方メートル当たり月4,000円ものお金がかかることになります。
全く手を付けない本やアルバム、収納棚が占めるスペースにそれだけのコストがかかっていると気づいてから、モノを買うのには慎重になりました。狭いところにいると息が詰まるので、せっかくなら部屋を最大限広く使いたいですよね。
2. メンテナンスの手間から解放される
もともとは部屋に、ガラス小物、列車の模型、写真立てなど色々と飾っていました。ただ、生活してるとすぐに埃がついて汚れるので、都度埃を落としたり、水拭きしたりと手入れしていました。次第にモノを飾っている満足感より、メンテナンスの煩わしさが勝ってしまい、モノを飾るのをやめました。
それ以降、楽で楽でしょうがないです。一度モノがない簡便さを知ってしまってからは、以前の生活に戻れなくなりました。
3. 買い物後の虚しさから解放される
買い物した後に、「思ってたのと違う」、「買わなきゃよかった」、「もう飽きた」と感じることはありませんか?
色々悩んで買ったつもりが、一時的に熱中してたがゆえに買ったものには、そんな後悔がつきものだと思います。数々モノを買ってきて、わざわざお金を払ってそんな気持ちを味わうのはイヤという考えに至り、モノを買うのをやめました。
どうしても欲しいものがあっても、1か月くらい悩んでも欲しかったら買うと決めてからは、あの虚しさを感じることはなくなりました。
モノからコト消費へ
このように今までの経験からモノを減らしてきた私ですが、今ではコトにお金をかけるようにしています。
例えば、私は旅行が大好きなのですが、旅先で見たきれいな景色、そこでしか味わえない郷土料理、温泉宿でのゆったりとしたひとときといったものは、今後一生の思い出として自分の中に残ります。
また、旅行という非日常なことだけでなく、日常においても、普段では買わないようなちょっとお高いモノを食べてみるのも立派なコト消費です。
この前、ちょっとお高いパンを買ってみたのですが、具材もさることながら小麦の風味が格別でパン本来の美味しさに衝撃を受けました。こういった経験は自分の視野を広げますし話のネタにもなるので一生ものです。
ちょっと大げさかもしれませんが、まとめとしてモノよりコト消費のほうが払うお金に対する充実感が大きいと感じています。