わが娘を手放した日 集合無意識の悲しみ

記事
コラム
長らく実施されてきた中国の「一人っ子政策」
2015年までの間35年間続きました。
時代は変わり2023年には子供3人まで生むことが認められたそうです。



罰金や法的措置に立ち向かうことができず、自身の子供を手放すしかなくなった親と、

国際的な養子縁組によりアメリカなどで生活しながら生みの親を探し続ける子供たちの物語をテレビで見ました。

約15万人に上る女の子達は中国を離れてていきました。





21年ぶりに再会する親子の姿に密着したこの物語は涙がとまりません。

このような悲しい物語が存在していた事も知りませんでした。





アメリカに養子縁組された女の子は 産みの親がどうして自分を手放したのか

そして自分のルーツを知りたく親に会って見たいと思いを募らせます。





どこにも居場所がなく、アジア人がすくない地域で育ったグレースは

看護師である母に愛情いっぱいに育てられてはいるものの、

自分のルーツを知りたく ずっと心に抱えていた悲しみや孤独、拒絶感

を抱えています。
かけているピースを探しに行きたいと思い行動します。





占星術では月が幼少期0歳から7歳までにインストールされた心模様

基本的な感情やオートマティックに働く性質です。

幼児期に反復して形成された感情の傾向や性格は無意識、無自覚な

事も多く人格の基礎となっています。

この時期に月がフカフカとした環境で成長していたら、リラックスして

寛容であたたかで穏やかです。







これほど多くの女の子の月の時代が満たされていないのは
集合的無意識も悲しみが響いています。





時代の変遷と共に進む親子の感動的な物語



貧しいながらも21年間ぶりに始めて会う我が娘に

お金を工面しても何とか盛大な食事会、3日分の賃金の洋服の

プレゼント もっているお金すべてを帰り際に渡そうとする父親





時代に翻弄され、貧しさや苦しさから子供を手放す親も同じ

ぐらい心に傷をおったことでしょう。





それはテレビをみている私たちにも深い所では繋がり集合的無意識では
悲しみに共鳴します。

たくさんの悲しい思いが飲み込まれています。











中国に出向き親探しをしている団体がある事

存在意義に感銘をうけます。





私に何ができるだろうか?
日常の些細な事の中に何ができるのか?

今日は帰りに寄るスーパーのレジの店員さんに

心から「ありがとう」を言おう



私のありがとうが、誰かの笑顔につながるかもしれないから

誰かの笑顔がずーっとだれかに繋がっている



心の奥に響く物語でした。




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