往診ナース由紀子です♪
うちの娘はHSPです。
幼いころは分からなかったし、思春期までは天真爛漫な娘でした。
本人曰く、小学校中学年くらいから、周囲の子の遊びが幼く感じて、無理に合わせていたところがあるとのこと。
生理が始まってしばらく経ってからは、PMS症状(イライラ、注意散漫、倦怠感など)がきつくなって、いよいよHSPの気質が本格的に定着した感じでした。
もともと、物分かりが良くて空気が読める、いわゆる手のかからない子でしたね。
それは、大人に言われたことの意味を敏感に感じ取って、必要以上に聞いてしまう性質があったと思います。
友達とのかかわりも、大勢でわいわいするのが苦手。
学校生活もちょっとしんどそうでした。
私はHSPの気質がまるでなく、本質を理解することは難しいです。
しかも、私のやり方は心理分析をして、より客観的に物事を見つめたいというものです。
この分析は、自分の良いところも悪いところも、上から俯瞰するやり方なので、娘にはとてもしんどかったようです。
わたしが良かれと思って言うことも、娘には「お母さんに言われると、そうしなければならないと言われていると感じてしんどい。」とハッキリ言われています。これは衝撃でした(笑)
私は、そうしなければならないと言ったことはなく、たとえアドバイスと違ったことをしても咎めたことは一度もありませんが、そうしなければならないと思ってしまうんですね。
ちなみに、下の子もHSP気質ではなく、姉の発言を聞いて、
「お姉ちゃん、それは考えすぎや!ママの言うことなんかテキトーに聞いといたらええんやで!」と、横から言っていましたが、
私も「その通りやで!」といいつつ、姉妹でもこんなに価値観の違いがあるんだなーと改めて違いを認識しました。
私から見たHSP気質の人
・傷つきやすいので、自分を守りに入ってしまうため、どうしても客観的に物事を考えるのが苦手
・余裕がなく主観が強いが故、相手の気持ちを考えるのが難しい時がある
・言われなくても、自分がどう立ち回ればよいか考えられる
・周りの子より気が利く
・自己否定感があり、自己肯定感が下がりがち
ここで、母としてどう関わればよいか、日々学びを重ねていますが、
とにかく実践していること!
・話を聞く時は、アドバイス的なことは言わないようにする
・心理分析をしても本人に伝えない(無意識に言ってしまいますが)
・本人が気にしていることはスルーする
・だからと言って腫れ物に触るようにしない(傷つけることもある)
・頼み事は様子を見ながら、押し付けない
・基本的に本人任せ、こまごま口出ししない
・嫌なことやしんどいことは、言葉で伝えてもらうようにする
・伝えてきたときは真摯に聞いて、改善するように心がける
・頼まれたことは、できる限りやる
こんな感じです。
娘は私の努力を一応認めてくれていて、
「お母さんに育ててもらってよかった!」
と、言ってくれています(´;ω;`)ウッ…
しかし「生んで育ててもらったことはありがたいと思ってるけど、
お母さんに共感は求めてない(笑)」とも言われていますが!
でも、とっても客観的な意見で、成長したなーと感動しました(*^-^*)
どうしたって、HSP気質の人と、そうでない人は全く違う気質なので、違いをお互いに認め合うのは大切なことだと思いますね。
違うからこそ、お互いに話し合うことは大切です!
相手の状況を考えながら、適切な声をかけるって
余裕がないと難しいですが、
頑張りは相手に伝わります!
由紀子に質問、疑問ありましたら遠慮なくメッセージ下さい(^^)/
HSPさんには受け止めに徹し、状況をみながらお話させていただきます♪