承認欲求とのたたかい② 由紀子の場合

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往診ナース由紀子です♪
承認欲求を満たすために!!

スーザン・フォワード「毒の親」を読んで。

毒の親という言葉を一般的にした、とってもすごい著書ですよね!
著書の後半は、親との対決が勧めてありました。

相手を変えるのではなく自分が変わるために、これまで本音を言えなかった親に対し、自分の言いたいことを感情的にならずに伝えられた時、
人として大きく成長しているはず!
といった内容が書かれてありました。(由紀子の解釈)

もちろん、本を読んだときは他人事のように感じました。
父親とそんな話ができるはずはないとあきらめておりました。

潜在意識の父への怒り

しかし、看護学校で自己分析を進める中で(看護師さん、看護学生さんはご存じでしょう。精神の実習でのプロセスレコードってホントに自己分析できますネ!)

自分の中に、ものすごい損得勘定があり、それは父親への怒りから来ているということに気づくことができました。(→損得勘定に関してはまた後日)

親に対してはとっくの昔にあきらめて、怒りなんてもうないと思っていたのに!
まだまだ、こんなに怒っていたとはΣ(・ω・ノ)ノ!
そして、翌年の正月に会ったとき、とうとう対決したんです!おとんと!

「昔から厳しく育てられて、ひどいこともいっぱい言われて、自信を持てなくてすごく生きずらかった!謝ってほしい!」
と泣きながら言いましたとも(´;ω;`)ウッ…

おとんは、鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしておりました(笑)
まさか、娘からそんなことを言われる日が来るとは思わなかったんでしょうがね( ̄▽ ̄;)

「全く身に覚えがないけど、お前がそこまで言うなら、そんなこともあったかもしれんな。それは、悪かった・・。」と言いました。
精一杯のおとんからの初めての謝罪。この時私は38歳。

20年前では絶対に謝ってくれなかったと思うけど、満を持してひとまず謝ってもらった!
で、もやもやは晴れたのか?由紀子の承認欲求は満たされたのか??


答えは、はっきり言って、即効性はない(;^_^A

なんか、虚しかったというのが正直な感想。
当時のことは全く覚えてない上での謝罪は、勢いに押されてとりあえず言ったというだけで、、
うわべで謝ってもらったところでな~って感じでしたね。

当時の私が感じたつらかった気持ちや、おとんが何を考えていたのかなど、もっと具体的に話したうえで、気持ちを少しでもわかってもらえて、

それはほんとに悪いことをしたと心底思えないと、
一方的に話して謝ってもらっただけではなかなかすっきりはしないということが分かりました・・。

のちのち、自分はこれでよいのだと思えることができて自己肯定感の底上げができるにつれて、徐々に承認欲求も満たされていった感じです。

承認欲求と自己肯定感は切っても切り離せない表裏一体の感情と思います。
強い承認欲求はほとんどなく、今ではたまーに昔はこうだったと思い出す程度。

しかし、それがブログを書く原動力にもなるわけで、満たされてない人生もまったくもって悪いことだらけの世の中ではない( ´艸`)

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