(女の子は、「はたらく細胞!!」の赤血球さんより)
誰しも一度は受けたことがある健康診断。
でも、その健康診断受けた後どのくらい普段の生活に活かせてますか?
というか、そもそも見方が分からないことないですか?
私自身がそうでした。
説明書きがあるものの、結局よくわからずA,B,C判定だけ見て、
「ふーん、まぁAだったらいいんじゃない?」とか
「Bか、なんか気を付けないとな」とか。
せっかく出た診断も受けただけで終わってはもったいない!
ということで、健康診断の見方を項目別に説明していきたいと思います。
ぜひ、過去に受けた健康診断を出してみてみてくださいね!
今日は、貧血編です。
貧血の項目では、赤血球についての数値が記されています。
まず、赤血球の働きについて。
赤血球の役割として、酸素を全身に運ぶこと。
赤血球中にヘモグロビンと呼ばれるたんぱく質があり、ここに酸素を結合させて運んでいます。
貧血項目としての数値として、まず
A. 赤血球数
女性は生理があるので、赤血球数は男女差がありますが、
450~500が目安数値です。
単純に数が少ないと酸素を運べる量が少なくなるので、貧血になりやすいです。
数値が高すぎると、脱水が疑われます。
健康診断時は、朝から500mlほどのお水を少しずつ取ることをお勧めします。
全く水分を取らないと数値が高く出てしまい、正しく診断できなくなります。一気にではなく、ちょびちょびお水を取りましょう!
逆に数値が低いと貧血、タンパク質不足、鉄欠乏の可能性があります。
次に、
B. ヘモグロビン
これも男女差があります。
男性 15.0~16.0
女性 13.0~14.5 が目安です
赤血球のなかに多くのヘモグロビンが多ければ多いほど、酸素を多く運べるので、これも
数値が高すぎると、脱水
数値が低すぎると、鉄欠乏性貧血、タンパク質不足、下痢、胃炎 の可能性が考えられます。
次に、C. ヘマトクリット
ヘマトクリットとは、血液中に赤血球がの赤い層が全体の何%にあたるかを示しています。
これも男女差があり、
男性 45~50
女性 40~45
数値が高いと、脱水
数値が低いと、鉄欠乏性貧血、タンパク質不足 の可能性があります。
ここまでで、どうでしょうか?
貧血をよく起こす方、なんだか疲れやすい方はそもそも赤血球の数が少ないなんてこともあるかもしれないでね。
まだまだ貧血項目はありますが、続きはまた次回に(^^♪