樹木による氣のヒーリングパワー

皆さまこんにちは。

今日は「樹木」のエネルギー、氣について書こうと思います。

日本では少し前まで子供時代に木登りや山などを駆け回った方たちは多くいらっしゃるでしょう。

最近でも、緑豊かな自然に囲まれた地域に暮らす方々は日々、山へ入っていらっしゃるかもしれませんね。

我が国は1982年来、林野庁長官・秋山氏が考案したと言われる「森林浴」を実践してきました。

道教では、樹木の下で瞑想することが奨励されており、樹木ネガティブなエネルギーを吸収し、健全なエネルギーに置き換えてくれると信じられています。

樹木は感情や肉体を癒す源であり、それ自体が普遍的な根源エネルギーとつながった瞑想者であると考えられています。

私はふるさとの自宅敷地内に大きな栗の木、柿の木、松、スギ、そしてビワがありました。

幼い日々の風景にいつも、その木々が風にそよいで何か伝えているようにも感じられました。

今でも遠い記憶の中で、時々、その木々たちが語り掛けてくるようなイメージがあります。

夢なのか、それとも木々が私を忘れず思ってくれているのか、そのような気分になる事が多々あります。

皆さまの中にも、そのような方はいらっしゃいますでしょうか・・・？

道教によれば、樹木はとてもパワフルな存在だそうです。

二酸化炭素を吸収して酸素に変えるだけでなく、樹木は負のエネルギーを吸収してプラスに変える能力も持っています。

樹木の根は大地に深く入り込み、その根が深ければ深いほど、空に向かって高く昇っていきます。

大地のエネルギーを吸収し、天空の万能の力も吸収するのです。

樹木は、常に微細なエネルギーで瞑想しているそうで、地球上で最も霊的に高度な植物と考えられています。

木々の言葉を理解する限り、あなたは樹木と関係を築くことができます。

そして木々は、あなたのエネルギーチャンネルを開いて、あなたの中にある

穏やかさ、存在感、活力を養うのを助けてくれます。

自分を癒すために樹木の氣のエネルギーを使うにはどうしたらいいでしょうか。

あなたにとって適切な樹木を選び、その樹木とエネルギー関係を築く事で、結果としてに自分自身を癒すことができます。

人類は長い間、薬や癒しのために樹木の一部を使用してきました。

その過程で、どんな治療にどの樹木を使うべきか発見したのです。

松のような大きな樹木は最も適しています。

松は氣を放射し、血を養い、神経系を強化し、さらには魂と精神を養いながら長寿を助けるのです。

日本の茶席でも、

松樹千年翠　不入時人意

「変わらぬ松の緑の美しさに、残念ながら人は気づかない」

と言われています。

松は、古代中国の詩や日本においても芸術の題材になることが多く、

"不老不死の木 "とされています。

大きな樹木はエネルギーが強く、小川の近くにある木は最も適しています。

また他に、樹木はさまざまな性質をもっています。

暑いもの、あたたかいもの、涼しいもの、冷たいもの・・・

常に樹木とエネルギー関係を築くする練習さえしていれば、それぞれの種類を見分けることができるようになります。

では具体的に、どのような効果があるか見てみましょう。

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＜例：樹木とのエネルギー関係を築く事で得られる効果＞

・ヒノキやスギ

温度を下げる作用があり、陰のエネルギーを養うことができます。

・柳

乾燥した風に強く、体内の余分な水分を排出し、血圧を下げ、尿路と膀胱を強化します。

・ニレ

心を落ち着かせ、胃腸を丈夫にする働きがあります。

・カエデ

乾燥した風と戦い、あらゆる痛みを軽減するのに役立ちます。

・ガジュマルやベンガルイチジク

心を清め、体内の湿気を取り除く働きがあります。

・シナモン

心臓と胃の冷えを取り除く効果があります。

・モミの木

打撲を吸収して発汗を抑え、骨折を治すのに役立ちます。

・サンザシ

消化を助け、腸を丈夫にし、低血圧に対抗します。

・白樺

体温を下げ、体の湿気を取り除き、解毒するのに役立ちます。

・プルーン

脾臓、胃、膵臓を養い、心を落ち着かせる。

・イチジク

唾液の分泌を高めて体内の余分な熱を取り除き、脾臓を養い、下痢を治すのに役立ちます。

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小さな木ではエネルギーが足りず、巨大な木ではそのエネルギーに溺れてしまう可能性がありますので、中くらいの大きさで、丈夫なものを選ぶとよいでしょう。

さて、それでは実際に具体的に樹木とエネルギーの関係を築くにはどうしたらいいのでしょうか。

それは、あたなと樹木との静かな交信の儀式を結ぶ事、です。

しかしその前に、樹木の個性とその生命力を確認する必要があります。

とても寛大で、すぐにあなたに必要な量のエネルギーを与えてくれる樹木があります。

病気にかかっている樹木や弱い樹木は、まずあなたから癒しのエネルギーが必要です。

どの樹木があなたにとって一番相性がいいのか、状況を確認しながら進めていきましょう。

あなたの目的（治癒）に沿うよう、無理強いする姿勢ではなく、樹木に敬意を払ってください。

つながりを築くためには、樹木に触れることができるように近くにいること、恥ずかしがらずに自分を開放すること、愛を示しながら自分の意図を明確にすることが重要となってきます。

以下の4つの簡単なやり方で、樹木とエネルギーの関係を築くことができます。

樹木に触れる

開放的な気分を維持

真摯な姿勢（敬意）

愛を持って向き合う

ただ、樹木の周りに30分以上座ってください。ただし、樹木のエネルギーによっては、もっと早く反応する場合もあります。

＜実践法＞

1.） 樹木を抱くようにしてください

以下の陰陽の姿勢に気を付けながら木のエネルギーを吸収して、木に返す事をイメージしてください。

・陰のサイクル・・・手のひらと腕の内側で、樹木のエネルギーを受けとります。

・陽のサイクル・・・指先と腕の外側から、エネルギーをあなたから樹木へ流します。 

2.） 樹木に向かい合う（座る）

手のひらで樹木の「氣」を吸収し、根に送り込んでください（深さ25m程度）。

3.）瞑想する

樹木の下に座りながら瞑想します。

エネルギーポイント/チャクラを通して木のエネルギーを吸収するイメージをしてください。

4.） 木に向かい合う（立位）

頭の上にあるクラウンチャクラで樹木の氣を吸収するイメージをしてください。

定期的に樹木に会いに行くようこころがけてください。

樹木と信頼関係を築くには、人間に対してより長い時間がかかります。

同じ樹木に何度も通うことで、その樹木との永遠の友情が始まる可能性があります。

あなたが定期的に訪れると、樹木はあなたを期待するようになります。

あなたの存在が恋しいとさえ思うかもしれません。

樹木と精神的な交わりを持つことは恋愛をするようなものです。

そのような関係を築いたとき、あなたは状況をコントロールする必要はありません。

ただ、リラックスして、その行進の中で互いに溶け合っていくことを受け取りましょう。

樹木があなたを癒すように導いてくれるのを待ちましょう。

あなたの問題を解決してくれるかもしれませんし、助けになるインスピレーションを与えてくれるかもしれません。

もし何もなければ、あなた自身のスピリチュアルな問題を癒してくれることでしょう。