孤独こそ想像の母

記事
コラム
           北村敦

目を閉じ、時に私は、
こんなことを想像します。 

私が「地球」になって、 
燃えるような橙色の「火星」や 
ひときわ金色に輝く
「金星」を眺めながら、 

美しく明るい環で飾られた「土星」や 
青緑色の宝石のような
「天王星」を眺めながら、 
限りなく広い宇宙空間を遊覧するのです。 

そして、しばらくその世界に浸るのです。 

そんなときは、もちろん、 
現在の悩みや現世の宿命といったことは 
まるで塵のように感じるのです。 


あなたは、そんなふうなことありますか? 

そんなことを想像するようになったのは、 
恐らく、私が頼る人もなく
本当にひとりぼっちになり、 
孤独を感じるようになった
からだと思うのです。 


そういう意味では、 
「孤独」こそ「想像の母」なのでしょうか。
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