私が若い頃、
お世話になった「ママ」のお話
彼女は当時、
30代後半だったか40代だったか‥
ちょっとわからないですが、
そのぐらいの年齢でした
ショートカットの、目鼻立ちのハッキリした美人で、
スレンダーで声がめちゃくちゃ艶っぽくて、
そこそこ高飛車でww
ある日――
ママのお誕生日.*┌iii┐祝❀*.
お店を開ける前に、
スタッフの女の子たちで花束を用意していました
ママの好みを知り尽くしている先輩が、
お付き合いのあるお花屋さんにご相談して、
ママの好きなお花でとっても素敵な花束を作ってもらったんです❁
私たちはそれを、
お店の中に綺麗に飾って、
開店の支度をしながらママが来るのを待ちました
~私はスタッフの中で一番浅くて、
勤めてほんの数か月程度の頃だったと思います
いつもの出勤時間より少し早く、
ママがお店にやってきました
「おはよう♡」という、当たり前の挨拶とともに( ˶ˆ꒳ˆ˵ )
そして、
カウンターに(控えめに)並べた、
ママの大好きなお花に気付いて、
「あら‥♡」と、
お綺麗なお顔で微笑んでくれました
「どうしたの?これ♡」
そこで先輩スタッフが、
「お誕生日なので、私たちから✨」と
そしてみんなで
「おめでとうございまーす✨」と、
ちっちゃく拍手なんかしました(ノ*>∀<)ノ♡
私は、自分も参加して完成した「花束」に、
正直うっとりしていましたしww、
私自身はその当時、そんな立派なお花をいただいたことがなかったので、
若さもあってかテンション爆上がりしておりました
(,,•д•,,)💓
ママの喜ぶお顔が見たかったというか、
「なんて言ってくれるかな♡」みたいな( *´艸`)wakuwaku
‥で、
肝心のママは、
とっても喜んでくれました
が、
「あらそう‥♡」
「綺麗ね‥♡」
「すっごくいい香り‥♡」
と言ってお花を愛でるだけで、
いつまで待っても、
「ありがとう♡」とは
言ってくれなかったのです(゚Д゚)
え?(*゚∀゚*)
「ありがとう」は?
ゆわんの??
‥(;・∀・)?
→ゆわんらしい(;・∀・)
恐らく純粋だったんですね私^^;
夜のお仕事に就いてはいましたが、
なんかそれが、
そんなことが、結構ショックでしたww
何年か後、
全く別の分野で知り合った同性の友達(超☆常識人)が、
「美人はお礼を言わなくても許せる」という、
ちょっと何言ってるのかわかんないです的な、
サンドウィッチマンな持論を展開していましたが、
落ち着いて考えてみると思い当たる過去が私にもあり、
「あー、そういうことか‥」と
少しばかり納得出来ました(。-`ω-)
あの頃ママに片思いしていた、
ダンディーだけどなぜかモテそうにないRさん‥(←ごめんなさい本心です)
ママの気を引きたくていつも、
私たちみんなをアフターで食事に連れて行ってくださって‥
でも
美意識の高いママは
そんな時間にカロリーなんか摂取したいはずもなく
「ほんとは今すぐ帰ってお風呂入って寝たい」オーラをビシバシ出しながら、
「まこちゃん♡アナタ若いんだから♡沢山食べなさい♡」と
魅惑的な笑顔の裏で凄まじい圧を私にかけてきていた事実を
ご存知でしたか(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ु⁾⁾
お陰で私、
太りました( ᐪᐤᐪ )
なのにご来店時には
めちゃくちゃ癒し系?なお顔で、
「あれ、まこちゃん最近ちょっと太った?」
「でも女の子はそのぐらいの方が可愛いよ」
「まこちゃん瘦せすぎだから^^」と、
痩せすぎなママに恋してる貴男に言わる度、
カウンターの下で「グゥ」握ってました ( ง ᵒ̌皿ᵒ̌)ง
誰のせいじゃい(ꐦ°᷄д°᷅)
なんか悪態ついてしまいましたが、
Rさんには可愛がっていただきましたし(ママの気を引k‥)、
高飛車のママも私に色んな事を教えてくださいました
(優しくて本当に綺麗な方でした)
なので素直に感謝しています♡