プログラミング学習入門:初心者のための7つの助言

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IT・テクノロジー
今回は、プログラミング学習を始める人に向けて、しっかりとスキルを身に付ける際に必要な7つの要素について、お伝えしたいと思います。

1. 自分に合ったプログラミング言語を選ぶ

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プログラミング言語はたくさんありますが、すべての言語が自分に合っているとは限りません。

自分の興味や目的に応じて、最適な言語を選ぶことが大切です。

言語を選ぶためには、学習する目標・目的を明確にする必要があります。

何故なら、プログラミングの言語の種類が多く、そもそも何を学ぶかを決めることが出来ず、また、プログラミングの学習は時間が掛かるからです。

モチベーションを維持するためには、目標や目的に少しずつでも近づいていると思えることが重要です。

ある程度のゴールも意識しながら学習を進められますので、まずは目的や目標を定めてから取り組むことをお勧めします。

学ぶべきプログラミング言語の例では、ウェブ開発に興味があるなら、HTMLやCSS、JavaScriptなどの言語を学ぶと良いでしょう。

ゲーム開発に興味があるなら、C#やUnityなどの言語やツールを学ぶと良いでしょう。

自分に合った言語を選ぶことで、学習のモチベーションや効率が上がります。

2. 基礎をしっかり身につける

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言わずもがな、プログラミング学習では、基礎をしっかり身につけることが重要です。

基礎とは、変数やデータ型、条件分岐や繰り返し、関数やクラスなどの概念や文法です。

これらの基礎を理解していないと、より高度なプログラミングを行うことができません。

これはプログラミングに限った話ではありません。

基礎を身につけるためには、教科書やオンラインコースなどの資料を参考にしながら、たくさんの練習問題や小さなプロジェクトを作ってみることがおすすめです。

中々インプットだけでは、効率よく定着させることが出来ません。

必ずアウトプットするということをセットで考えるようにしてください。

概念や基礎をインプットした段階では中々イメージが掴みにくいことも、実際に動かしたり、自分で考えてアウトプットしてみることで、一気に理解が深まるかと思います。

3. エラーやバグが起きても諦めない

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プログラミングでは、必ずエラーやバグに遭遇します。

エラーやバグとは、プログラムが意図した通りに動作しないことです。

特に学習を始めた段階では、何度もエラーに遭遇すると思います。

全然思い通りにいかないし、本の通りにやっても何故か上手くいかなかったりします。

自身で何かアウトプットにチャレンジすると、頻繁に遭遇することになる可能性が高いです。

こういったことは、実務や個人開発でも同様に様々なエラーやバグに遭遇したり、既知の不具合を改修する案件ことは本当に多いです。

ですので、そういった場合に、どうやれば解消できるかを考えて、実行し、解決するという経験を積むことが非常に重要ですし、少しずつ耐性も付きます。

どうやってエラーの箇所を発見するか、エラーを発見するツールはないのか等、ネットを調べれば多くの情報がありますし、書籍であれば、トラブルの解決法が記載されているかもしれません。

様々なものを駆使して、色々なエラーやバグを解決していくと、段々とどのように調べれば、どんなツールを使えば良いか知見が蓄積され、解消するまでの時間も短くなります。

一日掛けても解決しない事もあると思いますが、それは誰しもが経験していることですので、目的を忘れずに、諦めずに取り組んでみて下さい。

ちなみに、解消出来たときは本当に清々しい気持ちになれます。

4. コードを読む習慣をつける

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コードとは、実際に組まれたプログラムのことを指します。

プログラミング学習では、コードを書くだけでなく、コードを読むことも大切です。

コードを読むことで、他人の考え方や書き方を学ぶことができます。

また、コードの品質や可読性を向上させる方法も学ぶことができます。

実務でも、他人のコードを読むことは日常茶飯事です。

先ほどのエラーの対応も、既存のコードを読めなければ解決させることが出来ません。

何かを改修するときもコードを理解できなければ、何を改修すれば良いかわかりません。

分からないことを調べたときに、解消方法としてコードが載っていることがほとんどですが、それが読めないとどう解消すれば良いかわかりません。

ですので、勉強中の本や動画コンテンツ等で勉強している段階から、出来る限り書いてあるコードを理解できるように、じっくりと読む習慣を身に付けて欲しいと思います。

実務で絶対に必要なスキルの一つですので、意識して取り組んでみて下さい。

段々と理解できる範囲が広がり、スピードが上がります。

また、知らなかったコードの組み方を知ることが出来るので、自分のスキルも向上します。

とにかく、まずは学習で利用しているコンテンツで、プログラムをしっかりと理解しながら読むということを意識して取り組んでみて欲しいと思います。

5. コードを書く習慣をつける

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プログラミング学習では、コードを書くことが最も重要です。

コードを書くことで、学んだ知識やスキルを実践することができます。

また、コードを書くことで、自分の弱点や課題を発見することができます。

コードを書くためには、毎日5分でも10分でもいいので、時間を確保することが大切です。

特に学習当初は、教材に掲載されているコードは、意味不明でもとりあえず、全て書いてみるくらいの意気込みでやってみてください。

通常、入門書では、自身のPCでも動作を確認できるように環境の整え方も載っていると思いますので、試すことが出来ると思います。

コードを書く際には、エディタと呼ばれる、コードを書く際に利用するソフトウェアがありますので、ダウンロードして、それを利用することをお勧めします。

無料で沢山ありますし、ネット上に沢山の紹介記事があります。

それらを参考に気に入ったものを使ってもらえれば大丈夫です。

とにかく手を動かして、実行してみるという事を意識して学習を進めてみて下さい。

コードを書くこと自体に慣れるということも重要ですし、次第にタイピングが早くなるかもしれませんし、苦手な方はそういった部分もメリットです。

6. プログラミングのコミュニティに参加したり、メンターを探す

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プログラミング学習では、自分だけで勉強するのではなく、他のプログラマーや学習者とメンターと交流することも有益です。

どうしてもプログラミングの学習は、一人で取り組む時間が長いし、モチベーションを維持することも容易ではありません。

ですので、プログラミングのコミュニティに参加したり、メンターを探して、質問や相談をしたり、アドバイスやフィードバックをもらったり、情報や知識を共有したりしながら進めると、モチベーションを高められると思います。

プログラミングのコミュニティに参加するためには、オンラインやオフラインのフォーラムやグループ、イベント、ハッカソンやワークショップなどの機会を探してみることがおすすめです。

SNS上だけだと素性が知れず、不安かもしれませんので、プログラミング関連のイベントやハッカソンを探してみて、参加してみると良いかもしれません。

ちょっとハードルが高いと感じると思いますが、実務でたった一人で開発するという事はほとんどありません。

大体がチームで行う事になると思います。

なので、ハッカソンのように、みんなでプログラムを組もうというようなテーマであれば、疑似的に事前に共同での開発を体験することが出来ます。

また、メンターを探して、サポートを得ながら進めることも良いと思います。

ココナラやMentaのようなマッチングサービスや、スクールもいわばそういう形になると思います。

現役のエンジニア等に話を聞いたり、教えてもらえるということは、成長に大きく影響しますので、検討する価値があると思います。

個人のパーソナリティにもよりますし、一人黙々とやることが得意な方もいると思いますが、現場ではコミュニケーションは切り離すことが出来ない要素なので、もし余力や良いイベント等があれば、参加してみると良いと思います。

7. プログラミングの楽しさ・やりがいを忘れない

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プログラミング学習では、難しい問題や挫折に何度も直面します。

本当に苦しい時期もあります。

出来るようになればなるほど、難しいことにチャレンジすることになるので、色々な困難に直面し続けることになります。

しかし、それらはプログラミングの一部であり、乗り越えることで大きく成長することができます。

プログラミング学習では、自分の好きなことや得意なことを見つけて、それらに没頭することも大切です。

プログラミングは創造的で楽しい活動です。

また、最初は大した内容ではないかもしれませんが、プログラミングで自分の思いやアイデアを形に出来たときは、どんなに小さい内容でも、とても嬉しいものです。

それを世の中の人に使ってもらったり、感動を与えたり、生活が豊かにすることが出来るかもしれません。

周りが困っていることを、自身のスキルで解決することが出来るかもしれません。

そういった部分も含めて、学習を続ければ、プログラミングの楽しさや誰かの為になっていると実感することが出来る日が来ると信じて取り組んでみて欲しいと思います。

<まとめ>

以上が私がプログラミング学習を始める人に向けて伝えたい7つの助言です。

これらの助言はあくまでも私個人の経験や考えに基づいていますので、必ずしも正しいとは限りません。

異なる意見もあるかと思いますが、これらの助言があなたのプログラミング学習に少しでも役立つことを願っています。

また、ココナラ上でプログラミング学習相談のサービスを出しておりますので、もし個別に何か相談をしたいということであれば、いつでもそちらからメッセージにてご連絡下さい!

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