<お悩み相談4>資格がなくてもインテリアの仕事がしたい!

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ビジネス・マーケティング
インテリアの仕事がしたい。
だからまずは資格と思いインテリアコーディネーター試験にチャレンジしたものの、難しくて何年も落ち続けている。

こんなにやりたい仕事なのに、どうしたらいいんだろう・・。
いっそのこと、資格が無いまま仕事をスタートできないだろうか?
フリーランスや独立起業してしまえば、就活のように資格の有無で切られることもないだろうし。

このように、未経験だけどフリーランスでインテリアの仕事をやってみたい考えている人も少なくはありません。

実際には資格が無いインテリアコーディネーターも活躍している

インテリアの資格は国家資格ではなく民間資格。
だから、資格がなければインテリアコーディネーターの仕事はできない、というわけではありません。
実際に、資格がないままインテリアコーディネーターとして活躍されている方もいらっしゃいますし、長年この道で活躍されている非常に優秀なベテランICも知っています。
ただし、こういう方達は資格ではなく、長年の実務経験や技術の高さで評価されている方達です。

インテリアは誰にでもできる仕事ですが、これから無資格および未経験でインテリアコーディネーターをやろうという方にとっては、無資格でのスタートはかなりのハードモードで有ることを覚悟しておく必要があります。

無資格でインテリアの仕事を行うのが難しい理由

資格は日本社会では仕事の上で「信用」の一つとされています。

つまり、資格というのはインテリアコーディネーターとして信用を得るための手段の一つであり、たとえ経験がない人でも「一定の知識を持っている」という信用を得ることができる武器になるわけです。

1)書類選考で落とされるのは、無資格&未経験者
残念ながら企業の採用選考の過程で、まず振り分けられるのは「無資格」および「未経験」です。採用情報で「無資格歓迎」「未経験歓迎」とうたっているところではない限り、最初にふるいに落とされてしまいます。

これはなぜかというと、多くの企業でインテリアコーディネーターは即戦力として考えられており、ある程度経験のある人にすぐ実務を任せたい、というケースが多いからです。
新人を一から育てます、という企業はまったく無いわけではありませんが、無資格&未経験者の方にとっては門戸が限りなく狭い業界であることは間違いありません。

2)お客様から選ばれにくい
お客様は自宅のインテリアコーディネートをお任せするにあたり、担当者のことを厳しくチェックしていたりするものです。

インテリアコーディネーターの名刺には大抵インテリア関連の資格番号などの記載がありますが、名刺を出した時にこの資格番号欄が空欄だと「なんだうちの担当者はICの資格を持っていないのか」という印象を抱かれてしまいます。
「この人は資格持っていないから、持っている人に担当変えて欲しい」というようなことが実際に起きます。

趣味ではなくて仕事である以上、自分が好き・やりたいかどうかとはまた別に「お客様から選ばれない」ということがある・・ということも覚えておくべきです。

きっとあなたも、もし、自分がお客様の立場だったら、大事な自宅のインテリアを任せるとしたら、できるだけ詳しい人とか経験がある人に頼みたいのではないでしょうか。
もし資格が有る無しで担当者を選べるとしたら、どっちを選びたいか?ということなんです。

3)自分はインテリアのプロで有るという自信が育ちにくい
「資格や知識や経験は持っていないけれど、やってみたいから思い切ってインテリアコーディネーターとして独立しました!」という方も世の中に多くいらっしゃいますし、お会いしたこともあります。
また世の中には資格がなくてもインテリアコーディネーターとして仕事ができるように教えるサービスもあるようです。

ただ、こういう方は、いつまで経っても自分がインテリアのプロであるという自信が育ちにくいのも確か。せっかく集客できてもその後実際にどう展開すればいいのかがわからなかったり、質問された時にうまく答えられなかったり。
プロとして活動されているのに自信がない、で悩んでいる方も多いようです。

名前を名乗って仕事をする以上、心得ておきたいこと

正直な話、資格がなくても自分でインテリアコーディネーターとして開業することができます。
そこまではやろうと思えば誰でもできる。
問題は、続けることなんです。続けていくには何が必要なのか?

結局は、何で仕事上の信用を得るかだということです。
経験なのか、資格という名の知識なのか。
その意味では、経験がなくても資格があれば信用を得られやすいというこことになります。
だからこそ、仕事を始める前に資格を取ることをお勧めしています。

たかが資格。
されど資格。
実際に仕事を始めると勉強している時間の余裕はほとんどありません。
ぜひ余裕のあるうちにしっかり資格をゲットしておきましょう。

また、それでもどうしてもやってみたい・・!という方、ご相談に乗ります。


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