消費税で地元に貢献

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ビジネス・マーケティング
わたくしたちがものを購入する際に支払っている消費税は
国に納める消費税と地方自治体に納める地方消費税に分かれています。
消費税は10%ですがそのうちの2.2%が地方消費税ということになります。
地方消費税は、消費一般に広く公平に負担を求める道府県税で、
活力ある豊かな福祉社会の実現を目指す視点に立って行われた
平成6年の税制改革の一環として、地方税源の充実を図る観点から、
導入されたそうです。
消費税は国が徴収した後に地方消費税を都道府県に配分しますが
その際に都道府県は事務費的な徴収取扱費を国に支払って、
消費税の2.2%分の地方消費税を受け取る仕組みになっているようです。
国から各都道府県に配られた地方消費税は更に二分の一に分けられ半分が各都道府県、半分が市町村に配分されます。
普段、私達は、あまり意識をしないで買い物をしていますが、
消費をすることで、県や市町村に税金が入り、
その地域に貢献をしている事になるのですね。
地方消費税は購入をした店舗のある県や都に配分されるため
県をまたいで買い物をすると、
他の地域の公共サービスの向上に貢献することになってしまうのですね。
近隣の市町村が潤って地元自治体の財政が傾けば、
受けられる公共サービスも受けられなくなってしまいます。
地元に地方消費税が多く分配されるよう、
ショッピングはできるだけ地元でする事で
税金を納めるメリットを受けることができるのだと思います。
とは言いつつも、間接的なメリットよりも
直接的なメリットを得たいと思う事は当然なので
安くて品揃えの良いスーパーやお店があれば
県マタギで買い物に出かけると思いますが
このような地方消費税の仕組みを意識するだけで
買物の仕方も少しは変わるかもしれませんね。
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