言葉のちから - 担任の先生 -

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コラム
「Saeと話していると、元気が出てきた」「Saeに相談してよかった」
よく友人から言ってもらえる言葉。

私は幼い頃、とても個性的で同世代から浮いていた。
話の合う子がおらず、孤独だった。

小学生に上がったときに私の個性を認めてくれる存在と出会った。
担任の先生だ。

国語の授業で誰も答えようとしなかったある問いに
私ひとりだけが手をあげて回答し、先生から拍手をしてもらった。

そのときに「ずっとその感性をだいじにしてね」と
先生に言われたことがとても嬉しく、
私の一生の宝物のような言葉になった。

その後、先生は定年退職したけれど、
先生が亡くなる年(私が高校生になる年)まで
文通をした。

先生が私にかけてくれる言葉はいつも優しく、肯定的だった。
生まれてきて良かったと思える最初の言葉をくれたのは
間違いなく、先生だった。
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