胸に突き刺ささる不妊治療を終えた人の本音

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妊活8年!
タイミング・人工授精・体外受精をするも、
流産6回。
39歳直前に奇跡的に娘を授かったが、
不育症のため、出産直前までヘパリンを毎日
打ち続け、妊娠2か月でパニック障害を発症する。
こんな、わたしの経験からわかったこと
気づいたこと、足りなかったことを
発信してたり、
日頃の出来事などを書いています。

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以前、新聞に46歳の女性の方が
「不妊治療を終えた私からの願い」
というタイトルで投稿をしていました。



流産を繰り返し不育症の治療も同時に行っていたため
経済的負担もかさんだと書かれていて、
助成拡充のお願いもされていました。



流産・不育症って私と同じだったから
何とも言えない気持ちになりました。


不育症って妊娠しても、出産するまで
お金がかかるんです。

治療費が、かなり高額なんで本当に負担!!
最近は、私の妊活時より
どんどん助成費が拡充してきているので
ありがたいことですよね。


その方は、
結果として子供はいないという事でした。


・・・でも、

「後悔はありませんが、
無事に出産ができたのなら
同年代であろう子供に出会うと
一抹の寂しさを感じるのは
事実です」

と書いてあったんです。
当然です。


私も同じく、
初めて妊娠した時の子どもが生まれてたら

「今は小学生だな~」

「中学の制服着たらどんな風だったかな~」

「高校生活楽しんでるころだな~」

「あの子たちと同級生だったのになぁ」
なんて・・・


それはそれは、
いろんな複雑な気持ちが出てきていました。


・・・っていうか、今でも思うことがあります。


生まれてこれなかった子のことを
一生思い続けるかもしれません。


流産の経験がある方は、
誰もがこういう気持ちに1度はなるんじゃないかな
と思うんですよね。


でも、気持ちが前向きなら
それでもいいと思うんです。


そして
年齢や、治療で受ける体への負担などで
悩んだ時
協力的に携わってくれた夫が


「子供のいる人生だけが
    幸せではないと思うよ」
と言ってくれ、治療を終える決断をしました。


とも書かれていました。

子どもがいる人のほうが、そうでない人に比べて
幸福度が低いということが
明らかになっているそうなんですが・・・


それでも、

子どもは親にとってかけがえのない存在になるし
人生の喜びや生きがいをもたらすという意味では
幸福度は高いのだと思うんですよね。


今は、多様な生き方が認められるように
なってきたけど、まだ、

親や周囲の
「幸せはこどもがいてこそ」という価値観や
子どもを持つ家庭が「幸せな家庭」っていう
イメージがありますよね。


実際はそうとも限らないんだけど
わたしは妊活当時、知らず知らずのうちに
そういう世間の価値観に対して
自分にプレッシャーを
かけていたんだなぁて感じています。
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