白か黒 ■過去の恋愛編_Bくん■

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コラム
バカ夫と別れと復縁を繰り返している期間
私はクソ女だった。
現実逃避だった時期とはいえ
マジクソ女だった。

高校1年から3年間、同じクラスだったBくん。
クラスで2番目の成績だった私と
クラスで1番バカだったB。
Bとは学校が休みの日でもよく一緒に遊んでた。
いつしか好きになってたんだろうな・・
高校2年生になった秋
付き合うことになった。

私の初めての相手。

Bも母子家庭で育ち、いつも出入りする母親の彼氏と
2人の姉とで生活していた。
私は自分の母に女友達の家に泊まりに行くと嘘をついて
Bの家に泊まりに行ったことがあった。
Bのお母さんは寛大?というか・・
お風呂一緒に入っちゃいな~と普通に言える
どこか変わった人だった。
ま、それはおいといて。
Bとは高校を卒業しても付き合いは続いた。
私は就職、Bは浪人生。
大学に行きたい気持ちはあったけど
早く仕事して家にお金を入れようと思った私と
援助してくれる母親の彼氏がいるBとの別れ道。
1年後、私は主人と知り合いBを振った。
Bより主人を選んだ理由
車があって、社会人だからお金があって
同い年の浪人生には出来ないことを
たくさんしてくれたから。
純粋に好きだった人を
たったそれだけの理由で捨てた。

Bはことあるごとに私に連絡してきてくれた。
だから夫と別れている間、たまに会ったりした。
ドラマのようだけど
共通の友人から聞いたらしいBは
結婚式の前日に電話をくれた。
そして結婚しないでほしいと私に言った。
私はもうBの知っている私じゃないのに。
Bとも会いながら複数の男と関係を持ち
結婚を決めた理由も
ろくでもないクソ女だったことを
Bは最後まで知らなかったと思う。

これまでの中で
一番純粋に私を思ってくれたのは
きっとBだったと思う。
お互いすべてが初めてだった。
私がBにしてあげられた最高のプレゼントは
別れてあげたこと。

もうどんな声だったかも記憶から薄れるほど
長い年月会っていないけど
Bだけには幸せでいて欲しい。

勝手な話だな。

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