YOUTUBEの不承認理由『繰り返しの多いコンテンツ』とは

記事
写真・動画
ゆっくり系で多い、『繰り返しの多いコンテンツ』。

ゆっくり系の動画作成は意外と手間のかかるものです。そのすべてを否定するような、『繰り返しの多いコンテンツ』について解説していきます。

YOUTUBEでは、チャンネル登録者数1000人以上、年間再生時間4000時間以上を収益化の条件としています。しかし、この条件を満たせばだれでも収益化できるわけではありません。

・チャンネル登録者数 500人以上
・年間再生時間    3000時間以上

この条件を満たして、「YouTube パートナー プログラム(YPP)」に参加の申請をして、承認されて初めて収益化が可能になります

そして、『繰り返しの多いコンテンツ』と表示された場合、YPPへの参加が承認されなかったことになります。当然、収益化はできません。

では、『繰り返しの多いコンテンツ』とはいったいどのようなものをいうのでしょうか? これがわかれば、YOUTUBE側に「私のチャンネルは繰り返しの多いコンテンツではありません」とはっきり言えるはずです。

そして、YOUTUBE側に間違いがあった場合は、YouTube パートナー プログラムへの参加が認められ収益化が可能となります。

このブログでは、まず『繰り返しの多いコンテンツ』について解説をします。もし、あなたが、『繰り返しの多いコンテンツ』に該当していなければ、再審査請求という方法がありますので、ご紹介していきます。

実際、私は再審査請求後、3日で収益化が承認されました。

1.『繰り返しの多いコンテンツ』とは何か?

YouTube のチャンネル収益化ポリシーに詳細が記されていますが、文章が難しいのでわかりやすく解説していきますね。

『繰り返しの多いコンテンツ』とは何かを例を挙げて説明したいと思います。
あなたのチャンネルには2つ動画があるとします。動画Aと動画Bとしましょう。

視聴者が動画Aと動画Bの違いが判別できないと、YOUTUBEの(多分)AIが判断したとき、繰り返しの多いコンテンツとなります。

ここで重要なのが、AIでも人の目で見たとしても、外国人の目線から見ているということです。あなたが作成している動画がもしアラビア語で書かれていたらどうかと想像してみてください。

「同じようなサムネイル、動画の構成、同じ声で同じことを繰り返している」

そのように判定される可能性が高いと思われます。

「でも、私の動画はすべてオリジナルの動画だよ!」

そう思われる方は多いと思います。実際にゆっくり系のチャンネル解説者の多くがそのような主張をしています。

その主張の場が、再審査請求になります。

後で、再審査請求については解説しますが、もう少しお付き合いください。

YOUTUBEの(多分)AIは、動画をどのように見て、『繰り返しの多いコンテンツ』と認識しているかの基準を示しています。これは以下の通りです。

・収益化が許可される例
 「この例にあるような場合には、繰り返しの多いコンテンツとは判断しません」

☆イントロとエンディングが同じ動画
☆似たような動画に見えるが、動画の違いについてわかるように解説をしている
☆類似する物体の関連性を説明する短いクリップをまとめて編集したもの(これに関しては、日本語的に意味がわかりませんでした)

・収益化が許可されない例
 「この例にあるような場合には、繰り返しの多いコンテンツと判断します」
★他のサイトの内容を読み上げただけの動画
★音程や速度を変えただけの音楽
教育的な価値が低く解説や説明が少ない、繰り返しの多いコンテンツ、または漫然として意味のないコンテンツ
★テンプレートに基づいたコンテンツ、大量生産されたコンテンツ、またはプログラムによって生成されたコンテンツ
★説明、解説、教育的価値が最小限または皆無の画像スライドショーやスクロール テキスト

ここで重要なのは太文字で書いた部分です。
先ほど、アラビア語の例を挙げましたが、それで考えてみてください。
同じ様な文字が並び、同じ音程で、同じような画像の動画。

YOUTUBEのAIはそのように判断しているのです。
あなたの動画が本当にそうなのかではありません。
日本語や日本の文化を知らない海外製のAIがそう判断しているだけです。

実際に、ネット上のニュースをそのまま読み上げたり、プログラムで大量生産したような動画を作成しているゆっくり系の方は少ないと思います(ってか、かなり手間がかかりますよね!)。

つまり、間違いを指摘すれば収益化は可能です

そのための方法が、再審査請求になります。

2.再審査請求

再審査請求はYOUTUBE側の間違いを指摘し、「YouTube パートナー プログラム(YPP)」に参加するためのものであることは説明しました。

では、具体的な方法を見ていきましょう!

再審査請求は次のような手順で行います。
5分未満の動画であること
・自分のチャンネルに限定公開でアップデートすること
英語、ヒンディー語、ベンガル語のナレーションを付けること。
 他の言語の場合は英語の字幕を付けること

動画の内容については次のような形式にします
・動画の最初の30秒に自分のチャンネルのURLを入れる
チャンネル全体が先ほどの収益化が許可される方法で作成されていることを示す(許可されない方法は行っていないことを示す)
・動画の作成過程を示す

以上になります。
私は、ナレーションは英語で行うことをおすすめします。
なぜなら、英語であれば声に感情を込めたことを申請員に理解してもらえるからです。
そして、英語というと難しそうですが、おそらく再審査請求の審査員は英語ネイティブではありません。それは、また別の記事で書きたいと思います。

はっきり言って英語は中学校レベルで十分です。それ以上にしっかりとした説明が求められます。

動画を作成したら、限定公開でアップデートして、収益化→再審査請求から、限定公開のアドレスを貼り付けて終了です。

YOUTUBEで収益化を自分の好きな動画を作り続けるために、再審査請求は有効な方法です。

もし、良かったら、再審査請求の動画作成を行っているので、ご覧いただければと思います。










サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す