YOUTUBE再審査請求の審査員について考察してみた

記事
ビジネス・マーケティング
YOUTUBEで収益化の条件を満たしても、無条件で収益化されるわけではありません。
YouTubeパートナープログラムに申請して、参加を認められなければなりません。
実は、最初の申請で不承認になっている方はかなりいらっしゃいます。
このあたりの内容は、別のブログに書きましたので、是非、ご覧ください。
そして、審査で不承認になった場合、取るべき手段が2つあります。
1つめが、YOUTUBEの不承認になった理由を訂正して、30日経過後以降に再び申請を行う方法。
もう1つが、再審査請求動画です。

YOUTUBEが提示した不承認の理由を訂正する場合、基本的には、今まで作った動画を削除しなければなりません。最悪の場合ほとんどの動画を削除する人もいます。もちろん削除した動画の再生時間は収益化の条件である再生時間から削除されてしまいます。

そもそも、ゆっくりボイスなどを使っている場合、それ自体が『繰り返しの多いコンテンツ』と判断されてしまうこともあるようです。

一方で、再審査請求動画の場合、YOUTUBEが提示した不承認の理由自体が間違った判断だと訴えるものなので、今までの動画を削除する必要はありません(というか削除してしまうと再審査請求できなくなります)。
そして、再審査請求をしてから最長で14日以内にYOUTUBEからの判断が下されます(私の場合は3日で承認されました)。承認されれば、その日から収益が発生します。

しかし、これには大きな壁があります。それは、英語で動画を作成しなければならないことです(少なくとも字幕で示す必要があります)。

この条件に躊躇される方は非常に多いようです。私はこの動画作成をさせていただいていますので、興味があったらご覧ください。
話が長くなりましたが、本題に入ります。そもそもこの動画、誰が見て審査しているのかということです。それがわかれば私が再審査請求動画を次のようなものにしていることがわかると思います。

再審査請求動画の構成
・字幕は英語(ネイティブを意識したものよりも、わかりやすい中学英語に毛が生えた程度の物)
・声は本人のものにする(上手な英語である必要はありません。英語であれば、感情を込めた部分を相手に理解してもらえるからです)

では、どのような人が再審査請求動画を見ているのでしょうか?
もちろんこれは、YOUTUBEの公表している文章からの推測にすぎません。
ただ、YOUTUBE側が求める再審査請求動画の内容を見れば、おおよそ想像がつくのです。

これはYOUTUBEの『チャンネルの停止に対する再審査請求』の動画条件の1つを見るとわかります。

英語、ヒンディー語、ベンガル語のナレーションが付いている(別の言語のナレーションの場合は英語の字幕が付いている)

これです。英語はともかく、ヒンディー語、ベンガル語とはどこの言葉でしょうか?

答えは『インド人』です。

意外と知られていませんが、インドはアメリカの真裏にあるため、アメリカの企業が、24時間稼働を考えたときに、真裏にあるインドは非常に頼れる存在なんです。しかも、インドには英語話者が1億人以上います。英語大国なんです。

ただ、ネイティブではありません。ですから、再審査請求動画はネイティブレベルの英語力が求められるわけではないのです。

経験上、ガチ日本人の英語でも、それなりに外国人には通じます。
キレイなネイティブ感ある英語でなくてもかまいません。英語はあくまでコミュニケーションツールです。自信を持って自分のチャンネルが正しく作られていることを訴えていきましょう!

ゆっくり系動画は収益化されにくいとされていますが、それは機械音声と同じキャラクターが『繰り返しの多いコンテンツ』と判断されてしまうからです。

基本的には、「自分で考えて作った動画なのに…」とか「2chから作ったけどちゃんと解説してるよ…」と思われているのであれば、再審査請求動画を作成することは可能です(絶対に収益化できるとは限りませんが、筋道を立てた説明はできます)。

実際、私は再審査請求によって収益化しましたが、いわゆる「2ch系」のチャンネルです。

もし、
「頑張って収益化の条件を満たしたのに、申請で不承認になってしまった」
「ゆっくりボイスだと収益化できないのかな?」
などとお考えでしたら、一度ご相談ください。
その際は、あなたのチャンネルを教えてください。そのチャンネルを見させていただきます。

次回は、YOUTUBEの情報から見た『繰り返しの多いコンテンツ』に該当するチャンネルと、そうでないチャンネルのボーダーラインについて書こうと思います。

ちなみに、ゆっくり系の動画を見る限り、YOUTUBEのいう『繰り返しの多いコンテンツ』にがっつりはまるチャンネルはあまりないように思えます。

以上、最後までご覧いただき、ありがとうございました。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す