“ 持ってる男 ”

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元気ハツラツぅ~?リアルゴールド!


飲んだ翌日の炭酸マジ神、しじみ汁と交互に一気飲みっすわ。


てか、リアルGって瓶とペットボトルで味違くないですか?


コーラやめてRG瓶に乗り換えたKousakaですこんにちは。




仮名 美華。


再び彼女と会う為に車へ乗り込む。


自己評価100点の仕上がり、コンディションは最高だ。


シャドゥの織り柄・オーダーのブラックスーツ。シャツ、ネクタイ、PRADAのバッグ、全て黒で統一。


ラペルには1.3ctの輝きをプラス、腕時計のダイヤとリンクさせた。



今夜は後輩Dと一緒だ。焼き鳥専門店で腹を満たした後、行きつけの店で嬢達を大いに沸かせた。Dのキャラの秀逸さは度を超している。卓の盛り上がりが最高潮に達したのを見計らってチェック。爪痕を残し嵐のように去るのが私たちの流儀だ。



振る舞い、魅せ方、トーク、全て温まった。準備完了。


美華に会う為、入念に準備を進めた。もはや、美華が出勤していないなんてオチが用意されるはずもない。“ 持っている ” 私はそういう男なのだ。


フランスの画家のような名前が付けられたその店のドアに手を掛ける。静かに、堂々と、そして大きく開いた。


席に案内され腰を下ろす。もの欲しそうに店内を見渡すなんて滑稽な振る舞いなどしてはならない。男は鎮座だ。やがてビールが運ばれてきてDと3度目の乾杯。


視界の奥のほうから誰かが近づいてくる。まだ顔は上げない。まだだ。


「こんばんわ」


声のほうに顔を向ける。彼女だ。
“ やはり私は持っている ”


「お隣りいいですか?」


バッグを右側に置き換え、彼女を迎え入れる。


ミルクティーアッシュグレーの巻き髪ロング。まつエク。ターコイズブルーのネイル。人形のような小顔。絵に描いたようなギャルだ。


その容姿から、彼女に対してどう振る舞えばよいか一瞬で判断がついた。
“ 出来レースみたいなものだ ”


緊張した様子の彼女は、大きなDIORのデニムバッグを膝に乗せ助手席に座っていた。二度目に会ったこの日から6日後のことである。



つづく




昨夜は寝たん3時前やったと思います。コンビニのチャハーン食べてね。んで6時起き。


さすがに午前中あんま頭が働いてなかったっす。


ちょっと今日はこの後も仕事が目白押しなんで、このへんでドロン。


急げ急げ


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