未来予測備忘録 No.3「楽しい未来を話そう!」

記事
コラム
前回は「予知夢」関係で取り乱してしまい申し訳ございませんです。
今回は前回の逆で「楽しい未来」を話していきたいと思います。

ま、何だかんだあると思いますが人類はそう易々と絶滅はしません。
今から数十年先のお話をさせていただければと思います。

その「何だかんだ」の後、世界は「旧資本主義」と「新自由主義」体制の
二つになると思います。(大体)

日本はと言いますと、どちらかと言えば「新自由主義」よりになり
今で言えば「監視国家」ですが、この頃になりますとその「監視国家」も
お隣さんの様な「言論の自由」までも抑制する程ではなく、
程よくマイルドに自由な感じでやっております。

「お金」と言う「概念」(貨幣経済)にとって変えられるのが、
今政府が頑張って推進している「マイナンバーカード」の発展形で
紐づけられるシステムにより、その人個人の出生環境、DNA配列からの
遺伝情報、生活状況、生活行動を元に算出されるポイントで付与される
代替貨幣システムが経済の根幹になっています。
(私はそれを『カインドキャッシュ:KC』と呼称します)

要するに良い事をするともらえるポイントみたいなものです。

この時代になると、一世代前の大企業的資本主義の衰退が進んでいき
個人の持つ「能力」や「行動」が資本のベースとなっていき、それが
国の経済力として循環する新しい経済の形となっていきます。

この頃には、「マイナンバー」の様に外的にタグ付けされたシステムと
出生した後に埋め込まれる「ナノチップ」により内的にも連動し
国家AIが日本に在住している者の行動をある意味で「監視」しています。

AIは全ての通信機器と接続されており、「行動の監視」は時に
「心不全」などの急病や体調不良もバイタルサインでアラートされ
個人が端末を使って救急に連絡せずとも自動輸送車と汎用人型AIアンドロイドが安全かつ迅速な対応をしてくれています。

「個人の所有」に価値を見出さなくなったこの時代の日本人は、
車、住宅、土地、有価証券、墓地、などはほとんど所有せず、
・移動は自動運転の送迎車かバス
・住宅は3Dプリントで建築された公営住宅
・有価証券の代わりに誰かを応援する「ファンチップ」が株の代わり
で特に不満もなく暮らしています。

エネルギー問題はいち早く日本が対応したお陰でこの頃には生活に関わる全てのインフラはほぼ無償の状態で暮らす事ができています。

既存の住宅には塗布型ソーラー充電施工がされ、これにより住宅の電力はもちろん全ての商工業施設での電力供給が発電所要らず(緊急の際は稼働)で恩恵を受けられる状態になっています。

人々の興味関心は主に地球の内と外へ向けられ、野心的・発展的な人々は
その経済圏を宇宙に注ぐようになっていきます。

科学と宗教の境目が曖昧になって行き、「真全能学」と言う学問が生まれて行きました。今の科学の「量子力学」が「量子コンピュータ」の処理速度とAI学習の進化により、現在では未知とされている領域を拡大し続ける状態になります。
おそらく、この時代の「アインシュタイン」的な存在がその証明をする日も近いと思います。

「死の尊厳」に関しても大いに議論され、「消滅」を望む者と「永遠」を望む者が出てきています。

残念ながら、海洋生物は先の「何だかんだ」で殆どが汚染または死滅してしまい、「再生生物科学」の発展に各国が鎬を削る様になって行きます。

ですが、「お寿司」の様な魚類の「生物」は「再生医療」と「生物学」の融合により味、食感、風味、質感、栄養素を再現し、パッと見ただけでは
食品3Dプリンタで製造されたものとわからない程の製品になっています。

娯楽は主に極小化されたPCコンタクトレンズ(スマートグラスもあるよ)に
投影されたAR・VRでの「スプラトゥーンごっこ」の様な自宅や公園に
いながら体を使って遊べる遊戯が主流となっています。
まるで昭和戦後の子供達の様な遊びの進化版です。
スマホの様な携帯端末はこの時代にはあまり持っている人はおらず、
8Gの通信技術の進化により、超高速・超大容量の転送が可能になっている為
今の時代のように「デスクワーク」の様な机に齧り付く作業は殆どなくなっています。
デバイス接続された指輪(もしくは機種により腕輪)で網膜に投影されたUIを使用しデザインを作成したり(アイアンマンの制作工程の様に)
踊る様により直感的に作品を創作する事ができます。
音楽も360°立体音響で思考に思いついた音色を瞬時に形に出来る時代です。
創作作業には補助AIが製作者の思考や行動パターンを学習し創作活動をより早く、より高精度にしてくれています。

政治は不正や汚職・癒着や派閥などの人間的思考から発生される阻害要因を断つべく殆どが各地方自治体より選出されたAIが代表となり、各自の問題の取り組みと施策が繰り広げられています。

そのAIの管理も一企業が管理するのではなく、PtoP技術の発展とブロックチェーンの進化により国民全体が管理をすると言うシステムにより、偏ったデータ集積が無くなり、より多角化・高学習化になっています。
勿論、この時代のAIのメンテナンスにはプログラム言語は根底には必要ですが
マザープログラムの上にレイヤーされた言語処理モードで、
もはやプログラムを「書く」と言う作業はなくなっていますので、AIと
「対話」しながらメンテナンスをするといった光景が主流となっています。
さながら国民全員がAIの「先生」ですね。


ま、ざっとこんな感じですかね。
前回があれですから、今回は「楽しい」かもしれないモノをあげてみました。


これは現時点では、あくまでも私の「妄想」に過ぎませんが
そんなに悪くありませんよね?


でもこんな未来はすぐそこまで来ていますから楽しみにして行きましょうね!



音屋のkatsu
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す