第27回「音屋のkatsu」の音楽あるある〜幼馴染み編②〜

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コラム
皆さん、突然ですが

「朝起きて顔の上に、成人男性が下半身を露出し『うんこ座り』をされた事」

ってありますか?よくある事ですよね!
しかも、毛がボーボーのやつ…。

あ、どうも音屋の〜です。
今日はそんな最低野郎「R」との「居候生活」のパート2のお話しです。

居候生活も約二ヶ月が過ぎた12月も後半。

私はバイクで30分程かかる昭和島の物流倉庫で日雇いバイトをしていました。
帰ってくると、部屋の隅で「R」が珍しく真剣な表情で
「体育座り」をしています。

私:「ただいま。おぅ?どした?何かあったか?」
R:「・・・・・・・・・・・。」
私:「どうしたんだよ?何か言えよ?」
R:「頼む!一生のお願いだ!俺を地元まで乗せて帰って欲しい!」
私:「はぁ?何だよ急に?家で何かあったのか?」
R:「実は…。」

事情はこうです。

別居していた母親が「R」の彼女を呼び出し、
彼女の名義を使い「借金」をさせた。
だから、問題解決させる為一度地元に戻りたい。
だが、運転免許がないし(失効中)今からの時間のバスも電車も金もない。
なので、私にレンタカーを借りてもらい運転してほしい。
できれば金も貸して欲しい。

と、こんな感じです。

私は、居候をさせてもらっているので半ば渋々ではありますが、
「R」のいつもの「一生のお願い」を叶えることにしたんです。

その足で、近くにある「レンタカー」会社を訪れ、手続きを済ませ出発。
コンビニで「眠眠打破」を4本買い込み、いざ「地元」へ向かいます。

川崎を出て、東京も出て、栃木あたりで高速道路に入ります。
ですが、季節は「真冬」。
一応レンタカー会社には「冬のリゾートにスキーをしに行く。」と言う理由で借りたので、車は四駆の冬タイヤ仕様を乗っています。

栃木を過ぎ福島も終わりに差し掛かる頃、高速の道路掲示板には
「この先、大雪の為仙台宮城より通行止め」の文字。

案の定、「仙台宮城IC」まで行くと「通行止め」。

R:「くそ!何だよ、こんな時に限って!」
私:「仕方ないだろ。下を通って行くしかない。」

時折、高速道路の状況を「i MODE」で確認しながらも、
結局はその後の道のりは「地元」まで一般道で帰る事となりました。

着いたのは翌日の午前11時頃。

フラフラになった私は「R」を実家に送り、私も実家に戻り爆睡。

丸一日だけの帰省。

私は年末までバイトの仕事がある為、この足でまた帰らなければなりません。
「事件」を一旦解決させた「R」を乗せ、また川崎へ「トンボ返り」です。

R:「いや〜、どうなる事だったか。助かるわ〜。」
私:「礼の一つもないのかよ?」
R:「あ?高速代払ったの俺だし。」

こんな有様です。

「事件」の数日後の正月前。
仕事から帰ってきた私に「R」は次のような言葉を吐きました。

R:「正月さ、地元から彼女が遊びに来るんだ。」
私:「ふ〜ん。んじゃ、どっか泊まりに行ってくるのか?」
R:「いや。急で悪いんだけどさ、お前、家出てってくんない?」
私:「はぁ?いや!いやいやいやいや!無理だよ!そんな急に!?」
R:「もう三ヶ月近く居候してたんだから、金も貯まったろ?」
私:「いや!まだ部屋借りる程の金は貯まってねぇよ!」
R:「ま、とにかく伝えたから、正月前には出てってくれよな?」
私:「こ、この野郎・・・。」

そんなこんなで正月前の寒空に放り出される私。

この後、一体どうなるんでしょうかねぇ?


音屋のkatsu


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