国民年金保険料免除・納付猶予

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法律・税務・士業全般
毎度毎度どっさりとした分厚い封書が国民年金機構から届いていたのでいつも申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
ですが、無職でニートの私は一文無し。もちろん納付するお金なんて持っておりません。

そしてどうすればいいのかわからぬまま数年の時が経ちました

この封書も紙を使用しているわけで、毎回ごみ箱に捨てていれば資源の無駄。
これは何とかしないといけないと重い腰を上げます。
まずは封書にかかれているナビダイヤルに電話したところ、郵送で免除申請の書類を出せると言われました。それには自宅に書類を送ってもらう必要がある。ですが、お近くの区役所窓口でも提出は出来ると言われます。
ネットで調べ最寄り区役所の国民年金課に電話すると、4/1の月初めで月曜日だしめっちゃ混んでますとのこと。
やっぱり行く気がなくなり郵送にしてくださいとナビダイヤルにかけなおすと、それならお近くの年金機構がありますのでそちらで郵送の手続きをしてくださいと言われます。

最寄りの年金機構に電話すると、郵送でも構わないけど窓口には来れませんか?と聞かれました。
区役所とは違ってすいてるしあまり待つことも無いと。
しかも区役所の近くに分所があり、そこで手続き出来ますと言われ、ついに重い腰をあげて勇気を出して外出することを決意。

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何年かぶりに見た桜の開花、4月のこの時期にこの道を通ることなんて何年もありませんでした。

そして年金機構分所の窓口で親切な係の人にいろいろと教えてもらいます。
どうやら2年1カ月遡って申請書類は出せるようです。
自分は2年どころか15年くらい無収入なので遡れるものならいくらでも歓迎というところですが、そもそもそんな昔にはこの制度はなかったようです。

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ただ、私は親のすねをかじって過ごしてきたために世帯分離はされておらず世帯主は親になっています。
なので親の年金収入があるから完全に免除とはならずどうやら納付猶予になるかもしれないとのこと。
もしかしたら一部免除かもしれないが、それらはこれから審査して結果待ちになりました。
元々は世帯分離されていたはずなんですが、国民健康保険を一緒にする都合でいつの間にか一緒になっていたと。

この間申請を出した扶養控除とかその辺も加味して本当に私が無収入か調べて審査をしてくれるようです。

この免除申請が通ると仮にお金を納められなかったとしても後から納めることもできるとのこと。万が一納めなくても審査が通った部分からは支払い期間として計上され、10年払わないと年金自体が支払われないという制約にカウントしてくれるそうです。ちょっとでも働いていて厚生年金などを支払っていた期間があればその分は受給の対象に計上されるようになると。
ただ、上記書類にもありますが年齢制限もあったりするので猶予期間も限られているとのこと。

過去に遡れない部分は滞納とかで強引に差し押さえられたりするわけでもなく、未納と処理され永久に納められないし、期間計上もされないだけのようです。今後一山当ててお金持ちになったとしても後から差し押さえられるみたいなこともないそうです。
ただ、現状お金をもって所得があるのに払わなかったみたいなケースの時は差し押さえや督促のような形になってしまうみたいな話でした。

本来であればもっと前からこちらの申請をしていれば資源の無駄にもなることはなかったのでしょうが、いかんせん私の知識不足が招いた事態です。
いいから働いて年金納めろよという皆様のご意見もわかります。

今後は社会復帰を目指し定職に就き、就労の義務、納税の義務、年金支払いの義務を果たしていきたいと考えております



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