こんにちは!ブログを読みに来ていただいてありがとうございます。
僕は、日本の少子高齢化問題は、片付けの知識で解決できるのでは?と思って、本業とは別に片付けのおもしろさを伝える活動をしています。
僕は現在、52歳で6歳の男の子を初めて子育てしています。
片付けに出会ったのは、40歳の時です。
当時、スタッフさんが定着してくれなくて5年間で20名のスタッフさんが入れ替わった経験をしました。
この状態を救ってくれたのが、片付けでした。
当時は、どうやったらスタッフさんが
・辞めないで働いてくれるのだろう?
・どうやたらスタッフさんが、やる気を出してくれるのだろう?
・どんな面接をしたら、良い人材を採用できるのだろう?
・どんな求人仕方をしたら、良い人材が来てくれるのだろうか?
と、コーチングや、マーケティングの勉強ばかりをしていました。
正直、退社する原因を、相手のせいにしていたわけです。
そんな時に、転機がやってきます。
知り合いの先輩から「片付けの勉強してみたら!」と言われたのです。
正直、何でかたづけなのか?意味がわかりません。当時の僕は、全く片付けができませんでした。常に探しものをしている状態です。当時は、モノの買い方がおかしくて、探す時間がもったいないから、大量のストックを用意していました。これが間違いだと思っていないのです。
当時は、時間がないから、片付けができない!と思っていました。
まさか片付けで、時間とお金が貯まるなど思ってもいません。
そして、片付けの勉強会で見せられた写真が次の図です。
この図をみて、衝撃を受けました。
片付けは、根性や性格ではない、科学だと思いました。科学は、理解できれば誰でも再現できます。
解説
この図のファイルの片付けのすごいのは、
①斜めの線画入っていることで、ないファイルがわかる
②色のシールがあることで、グループ分けしやすい
③斜めの線のおかげで、順番に並べるのが簡単
④斜めの線がバラバラになっていると落ち着かないので、誰かが並び直してくれる
⑤斜めの線や、色別のグループになってることで、入社間もない方でも、もしかしたら子供でもファイル管理ができる
このようなことが、ちょっとした工夫で起こるのです。
僕が感心したのは、この斜めの線や、色分けのシールがあることで、実は普段掃除もしない人が、きちんと並べてくれるようになります。その理由は、バラバラになっていると落ち着かないのです。だから「片付けろ!」など言わなくてもモノが乱れなくなるわけです。
片付けのおもしろさが、ここにあります。
言われなくても、元に戻る仕組みを作って行くことができたら、みんな平和になると思うのです。
最初に学んだ片付けから、すでに12年が経ちました。現在は、スタッフさんもやめなくて、ここ5年ほど面接をしていません。スタッフさんがやめない大きな要因は、休みが増えてたことです。どれくらい増えたのか?と言いますと、約60日です。すなわち2ヶ月です。
なぜこれだけの休みが増やせたのか?それは、導線を1つ1つ見直したからです。当時は、スタッフさんがやめることを相手にせいにしていましたが、全て僕の責任だったわけです。
休みを大幅に増やせた理由は、やっぱり片付けの知識を身に付けたからです。今思えな、12年前の当時、どれだけ無駄なことをしていたのだろう?と思うのです。しかしそれをわからずに一所懸命やっていたわけです。
多分、多くの方が以前の僕のようになっているのではないか?
もしかしたら、僕の経験が少子高齢化問題の解決の鍵になるのではないか?と思っています。
片付けは、気合や、根性ではないのです。
片付けのコツは、片付けやすい仕組みを作って行くことです。そのためには、片付けに対する考え方を変えることが、結果 散らからないお部屋になっていき、みんなが心穏やかに過ごせると思っています。