「心の病」周りの人が出来ること
記事
コラム
〇おはようございます
大阪より配信です。
「心の病」
本人が一番苦しまれています・・・
「周りの人」何が出来ます?
一緒に考えましょう ( `ー´)
1)身近な人が心の病に?
①普段と違う様子に気づく
以下が「気づき」のポイント
10日から2週間以上続く場合は
こころの不調のサインかもしれません。
体
✔不眠傾向
✔食欲・体重の変化
✔疲労蓄積
✔頭・肩・首が重い。下痢や便秘が続く。
心
✔抑うつ感
✔空虚感:何事にも興味がもてない
✔焦り、不安感
行動
✔遅刻・欠席
✔登校・出社拒否
✔口数が減る、否定的な発言が増える。
✔新聞やテレビを見なくなった。
人との接触を避けるようになった。
2)相談しましょう
①話を聴く
✔いつもと違うに気づいたら
本人のお話にゆっくり耳を
傾けてみましょう。
✔寄り添うぐらいのスタンス
「そっと見守っている」感じで
②相談する
✔自己判断せず、無理強いせず
専門家へ相談
✔本人が相談を拒否される場合
ご家族だけで相談されるのも
一つの方法です。
3)療養を整える
①安心できる環境を
✔基本は「安心して休息する」
言葉だけではない気遣い
ご本人に安心感を与え
病気への発展を防止
回復力を促す。
②病院への受診
✔早期に対応することで
回復良好となります。
初めて受診には付き添うことが
望ましいです。
4)こころの病気への対応
①原因探しはしない
✔気にはなりますが
「今できること」に集中
本人のストレスを軽減することが大切
②励まさない
✔ご存知の方も多いかもしれません
励まされることで症状を悪化させて
しまうためです。
③特別なことはしない
✔こころのエネルギーが消耗している状態
むしろ疲労感を増し、悪化してしまうことも
楽しみたくなる気持ちが湧いてくる
のを待ちましょう。
④大きな決断をしない
✔心理的な視野狭窄ということが起きており
冷静に判断できないことも。
⑤受診に付き添う
✔一緒に主治医のお話を聞くことで
サポート面が理解できます。
5)自殺のサインは?
▽普段と違う言動・態度に注意してください!
◎ご家族など身近にいる人が
自殺のサインに気がついてあげることが
大変重要です!!!
下記の自殺予防の十箇条を参考にしてください。👇
✔「自分は不甲斐ない、駄目な奴だ」
✔「責任を果たせずつらい」
✔「みんなに迷惑をかけている」
などの自責感が強いときはリスクが高まっている
と考えてよいと思います。
主治医がいる場合には
ご連絡して相談をしましょう。
まだ受診していない場合は
病院への受診をお勧めします。
#重要(自殺予防の十箇条)
👇サインを数多く認める場合は
自殺の危険が迫っています。
早い段階で専門家に受診しましょう。
1)うつ病症状に気をつけましょう
2)原因不明の身体不調が長引く
3)酒量が増す
4)安全や健康が保てない
5)負担が増える、大きな失敗、職を失う
6)学校・職場や家庭でサポートがない
7)本人にとって価値あるものを失う
8)重症の身体の病気にかかる
9)自殺を口にする
10)自殺未遂に及ぶ
6)まとめます
〇「心の病」周りの人が出来ること
色々あると思います。
✔話を聞く
✔専門家への相談に繋げる
✔療養の環境など・・・
それと・・・
本人への深い感情・・・
「愛情」です!
傷ついた人を
ケアするのに
欠かせないと思います!
ケアされるほうも
分かります・・・
伝わりますよ!
「こんなに思ってくれている」
「わたしは生きていいんだ!」と。
その「心」が
「心の病」から「病」を
取り外し
元の自由な「心」を取り戻す。
人の心は、自由だといいですね。
「一人でも多くの方の心が晴れますように」
amemiya phychologist