【3/6(月) 朝の相場情報】今週はパウエル発言×2!タカ派メッセージに警戒感…

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マネー・副業
おはようございます、トレーダーのヒロセです。
朝の相場情報(通称:朝ヒロセ)です。

先週末の米株はS&P+1.6%、ナスダック+1.9%、ダウ+1.1%と続伸。
特にハイテク銘柄中心のナスダックは2月初旬以来の大幅高となりました。
ドルは低下、円にも買戻しが入ったためドル円レートは135円台で取引終了しました。

今週は、
7日(火)
・オーストラリア政策金利発表
・パウエル議長発言

8日(水)
・ユーロGDP
・米2月ADP雇用統計
・パウエル議長発言
・カナダ政策金利発表

9日(木)
・日本GDP

10日(金)
・日本政策金利発表
・黒田総裁発言
・イギリスGDP
・米2月雇用統計

となっています。
特に2日連続であるパウエル議長発言、米雇用統計に注目が集まります。
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引用元:Bloomberg
7日に上院で、8日に下院で半期に一度の金融政策報告を行います。
ここまで、雇用や物価、消費に関する一連の経済統計が強かったことを受け、FRB当局者らからは物価抑制策をさらに講じる必要があるとの見方が相次いでいます。
それに伴い、議長のタカ派メッセージの発信に警戒感が高まっているようです。
パウエル氏の前回発言は2/7でしたが、
その際は「並外れて強い労働市場が続く場合、さらなる措置を講じる必要が生じる可能性は十分にあるで」
と発言しています。
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引用元:Bloomberg

米サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は4日、
「この高インフレを退治するには、さらなる政策引き締めをより長めに維持することが必要になると思うで」
と発言。
ここ最近、追加利上げに関するニュースが多くなってきました。
パウエル議長がここに対してどのような発言をするか非常に注目です。
ですが、今週金曜日に雇用統計を控えているため「それ次第だ」的なことを言う可能性もあります。そうなった場合は雇用統計の重要度がさらに増すでしょう。
ドルインデックスも見ておきましょう。
・ドルインデックス 週足
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先週は週間ベースで1月以来の下落となりました。

ですが、しっかりと10MAに下支えされている印象で、まだ強さを感じます。
こちらは円インデックスの週足です。
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金曜日に下げ幅を縮小したものの、陰線となっています。
今週金曜には黒田総裁最後の政策決定会合があります。先日お伝えした通り、大方の予想は現状維持。
新総裁の植田さんも金融緩和路線継続を明言していますし、動きがあることは考えづらいと思います。
そうなった場合、サプライズを期待していたトレーダーたちの失望売りということも考えられます。
こちらも要注目です。

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