「ああ気分上がらん、もうダメだ」と思っている方へ~自己肯定感への道

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学び
20代の方。心を軽くしていきませんか?
-7000字で惜しみなく記載-
STEP1:今の自分の状態を把握する
STEP2:過去を振り返れ
STEP3:自己肯定感を高める方法5選
番外編:自分らしく生きるときに直面する3つのこと
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STEP1:今の自分の状態を把握する
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まずは、以下3つがどうなっているか確かめよう。
整理するうえで、これら3つがいい状態でないと、どれだけ心軽くしようとしても難易度が高くなってしまうので、意識しよう。
9月5日 前提.jpg


①他人と比較しない
「あの人と比べて、自分は~」というもの。
「仕事で、○○さんの方ができているのに、自分全然できてない」と感じて、自分にダメ出しを始める。
SNSを見て、行動したいのに行動できてない自分を見て、「ああ、私はダメだ」と落ち込んでいく。永遠と他人と比較して、自分にダメ出しをしていってしまう。
これをやると抜け出せなくなります。もっとダメになると、自分よりできないと思う他人を見下すようにもなる可能性があります。気を付けて。
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②「○○すべき」という思考を捨てる
○○すべきという意識は自分を壊します。
「もう社会人2年目だし、ここまではできなきゃいけないんだけど、できてない」
「もう結婚すべき歳だけど、全然うまくいかない」
「自分の意見を言うべきだけど、全然言えない」
「○○であるべき」というのは、他人軸で考えたあとのあるべき姿。それと比較して、自分を責めてしまう。
私自身は「長男なんだから、しっかりすべき」というのを、両親離婚当初かなり考えていました。
大丈夫、そうあるべきと誰も求めていない。
○○べき論は捨ててください。本当に捨てて。
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③自分軸で生きること
他人を気にせず、自分が何をしたいかで考える。
子どものころを思い出してください。自分の気持ちを素直に自己主張してた時期があったと思います。
それを思い出してみてください。私もこれを意識したことで抜け出せた。
「どうせ家庭のことずっと考えて、これから何十年生きていかないといけない運命なんだ」という思考。
「自分はもっとアグレッシブに生きたいわ」という思考へ。
速攻で仕事を辞めて、自分でチャレンジを繰り返しています。
もちろん失敗もたくさんしますが、それも含めて楽しめています。自分らしく生きているからなんだろうなと。

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STEP2:過去を振り返る
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今度は過去を振り返ろう。
過去は、いわば、あなたを形成した材料だ。
例えば、具だくさんのスープを作るとき、腐った材料を使った。
おいしいだろうか?答えはNOだ。
過去をきちんと振り返り、今から取り除こう。
9月5日過去編.jpg

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①思春期でショックだった出来事は?
これは些細なことで構わない。例えば、頑張っておしゃれしていったら、友達から「えーなんか似合わないよ!」と言われてしまったなど。
こういう些細なことでも、大人になっても、実は引っかかっていて、今現在の行動にブレーキをかけているかもしれない。
私の場合、「真面目に発言したが、バカにされた」ことを今でも覚えている。今はたいして気にしていないが、当時自分の発言に自信がなくなったきっかけでもあった。こういった出来事があると、必要以上に「自分はダメだ」と思い込むこと、「ミスしないようにしないと!」と過度にプレッシャーをかけることに繋がってしまい、これが癖になる。
結果的に消極的になる。
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②思春期で恥ずかしかった出来事は?
ショックよりも恥ずかしかった出来事は少し似ています。
「変な服着てしまった」
「みんなの前で宿題忘れたこと暴露された」
「黒板に書いた数学の回答を間違えた」
これらは恥ずかしい経験になる。
私は修学旅行で、風呂場にパンツを忘れて、みんなの前で「誰のだー?」と聞かれたことをすごく恥ずかしい思い出として残っている。
ちなみに、「恥ずかしい」という意識は、年齢とともに経験を積むため、軽減する可能性が高い。
一方で、「こうなってしまう」という思い込みが激しくなるのも事実。ありのままの自分を受け入れて、「ああ、あんなことあったな~」ということを認識しよう。
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③就職で自分を否定された気になった経験は?
「お祈りメール」たくさん受けると、自分を否定された気持ちになりませんか?
私は正直なりました。でも、強がってました。
もちろん企業側は否定しているわけじゃない。
しかし社会から私は必要とされていないんじゃないか?と感じて、自信が持てなくなる。
最終的に企業に受かっても「自分はダメなんだ」と感じてしまって、自己否定が止まらなくなる。
そのまま卒業して社会人になるため、成績も出せない。
例えば営業職でも数字があがらなくて、ダメ出しを受け続ける。
そのまま負のスパイラルへ。
自己否定を自分で繰り返してしまっているだけ。
STOP自己否定!
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④家族との印象的な出来事は何ですか?
皆さんは家族との印象的な出来事はなんですか?またそれは嫌な気持ちになるものですか?
私は「両親離婚」に直面。急に責任重大なことがのしかかり、精神的に不安定でした。

とはいえ、思春期の時は結構楽しかった記憶。家族でBBQもしたし、キャンプも行ったし、毎週末は私のサッカーを観戦。
ちなみに、人間関係の土台は「家族関係」から作られるといわれている。一緒にいることも多いから。

そのため、「家族といるときの自分がどうだったか」で今の生き方に繋がっている可能性が高い。

例えば、家族の前で、いろんなこと我慢していた
⇒会社で上司の前でも我慢しているケースが多い。
「いい子」で育った真面目な人ほど、自分をコントロールしていることが多いので注意が必要。
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⑤どんなお母さんでしたか?
シンプルな質問ですが、すごく影響受けている。
なんだかんだで一番長くいるのは、自分の母親。
価値観や考え方もお母さんのベースがあって形成されている。
例えば、母の口癖が「我慢しなさい」「我慢してえらいね」だと、無条件に我慢するようになっている。
逆にずっと縛られてた影響で、年取るとその反動で、我慢できなくなることも。
ちなみに私はこの点、母に感謝している。
とても社交的な母だった。なんせ子どものために一生懸命機会を与えるタイプだったから。
多少頑固なところはあったが、粘り強く、小さくてもよいところを見つけほめてくれるスタイル。
今自分が生きている土台は間違いなく母の影響。今皆さんにこうやってギブするのも、誰かを支えて伴走したいと思うのも、母のおかげ。
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⑥家族はどんなタイプでしたか?
「すぐ感情が出てしまう母」「過干渉な母」
「心配性な母」「放置系の母」「厳格な父」
もし当てはまると、大変だったかもしれない。まずは自分を褒めて。
上記が当てはまると、
いつの間にか顔色をうかがいながら話すようになる。
いつの間にか自分のことを後回しにして生きるようになる。
いつの間にか人との距離感がわからなくなる。
私は当てはまりませんが、周りにこういうご家庭よく見ます。
何か自分で変えることはできませんが、理解することが重要。
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⑦家族にかけられた言葉で残っているのは?
「あなたよりも妹の方がかわいい」
「あなたは○○と比べて、かわいくないね」
「あなたがいると、自由になれない」
などの言葉をかけられると、自分の存在意義を否定されている発言のため、「自分は迷惑だ」「私はいない方がいい」と感じるようになる。
結果的に人に気を遣いすぎたり、周りを気にしすぎたりすることに繋がる。
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STEP3:自己肯定感を高める方法5選
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マインドセットと過去の整理が終わった。
次は自己肯定感を高める方法を共有する。

9月5日自己肯定感を高める方法~実践編~.jpg

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①最近、ほめられた記憶を思い出す
「え、そんなことできたら、とっくに自己肯定感あがっているよ!」
そんな声が聞こえてたので、ここではなんで思い出せないのかを説明。
結論、実は褒められているのに、自己肯定感が低い人は、「常に自分のダメなところを探しがち」
なので、たとえ10個褒められても、1つ注意されるとそればかり考えてしまい、自己否定する。
いつの間にか自分を追い込んでいること、そして褒めてくれている人はいることをまずは思い出してほしい。
見つけることができる人は、ほめられた記憶を思い出して、素直に受け止めてほしい。
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②自分の好き嫌いを隠さない
「周りが好きなものが苦手な私」を否定していませんか?結論、別に感じたことは、他人と違くても真実だし、否定しないで大丈夫。
「こんなこと言ったら、困らせる」など考えすぎて、自分の気持ちを外に出せない状態は避けよう。
「誰かが活躍していると、嫉妬するんだよな」という感情も受け入れて。ありのままで大丈夫。
そう思ってしまう自分がダメではない。受け入れることが重要。実はその感情、周りの人も思っているかもしれないよ?
外に出すことが怖かったら、関係ない人に打ち明けよ。
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③魔法の言葉「これが私だ」「これも私だ」を唱える
ありのままを受け入れることが重要なので、いいことが起きても悪いことが起きても、「これが私だ」と口癖にしてください。
ほめポイントも反省ポイントも同じテンションでとらえる。もちろんそれができない時、そのできない自分を「これも私だ」と認めよう。
ちなみにどんなにできると思われる人でも、100回やれば1回以上ミスしています。これは経験上そうです。
大事なのは、その自分をどれだけ受け入れて、次に活かせるかどうか。まずは自分を認めていこう。
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④過去の経験を、肯定しまくれ
自信は経験をどれだけ肯定できるか。
過去の経験を書き出して、自分ができたことを肯定しまくることをお勧めしたい。
「結果」にフォーカスしなくていい。その過程を褒める。自分がその場でやり切れたところまででいい。きちんとほめてほしい。
結局のところ、自信は経験を肯定し続けないと次のアクションに繋がらない。なんでもいい、自分やった行動を肯定しまくれ。
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⑤一人で抱えるな、誰かに頼れ
ここまで記載して思うことがある。それは、「自己肯定感が低い人が自分で自信をつけるまではかなりハードルがある」こと。
正直私が、自己肯定感が高まった大きな要因が1つある。それは、「自分以外に自分を褒めてくれる人がいたこと」だ。
その人はいつも笑顔で、人を傷つけないし、さらっとほめてくれる。自分らしさを思い出させてくれる人だ。
-補足-
自己肯定感低い自分に気づけている時点ですごい。
たくさんほめていい。
なんとなく弱い自分を認めたくない人もいるかもしれないが、みんなそんなに強くない。とにかく他人とは比較せず、自分の過程を褒めよ。
過程を褒めることはかなり得意です。
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番外編:自分らしく生きるときに直面する3つのこと
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3つのステップを行うと、直面することがある。
自分のポジティブな変化として捉えていこう。
9月5日自分らしく生きようとしたときに直面する3つのことと対処法 (1).jpg

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①人間関係は変わる。嫌われる覚悟を。
自分らしさを表に出すようになると、今まで相手に合わせて生きてきて作られた人間関係は、成り立たなくなる。
もちろん、寂しいことかもしれないが、心配しないこと。なぜなら、本当のあなたを喜んでくれる人は変わらず隣にいるから。
気にせず自分を貫くことで、相手の感情の変化に影響されずに、価値を生み出していける。
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②自分らしくなっても問題は起こる、ポジティブに。
自分らしい考え方のもと行動しても、問題は起こる。
なので、捉え方を「自分がより成長するために必要があって起きた問題なんだ」とポジティブにとらえる方がよい。
そのためにも「自分がしたいことは何だ?」と日々自問自答するのが重要。
本を書きたい、旅に出たいでもいいですし、海の近くに住みたいなど「本当にしたいこと」日々問いかけていきましょう。いきなり出てこなくてもOK。

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③変化していないように感じるのは、気のせい。
自分らしく生きれているということは、そもそも数値化が難しい。
「内面的な変化」は主観での判断のため、変化に気づきにくいからだ。そのため、謙虚な人ほど、「この程度ではだめだ」と厳しくしがち。
大切なのは、
「過去の自分と今の自分を比較し、小さな成長を見つけること」
3か月前に比べて、自分の話できるようになった、周りの顔色気にせず話せるようになったでもOK。
私たちの変化した姿は、らせん階段に似ている。上から見ると同じ場所に立っているようにみえるが、実際は上に上がっている。
基本的に意識的に行動していたら、私たちは成長し続ける自分の変化に気づき、承認していけば、自信が持てるようになるだろう。


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