みなさ~ん、お疲れ様です
前回からアロマの話しを始めて、
そこで「床ずれ」って言葉出したんですけど
あまり生活の中で「床ずれ」ってなじみがないですよね
聞いたことはあるかもしれんけど・・・
なので今回は「床ずれ」について書きますね
長時間寝ていたり、座っていたり
同じ姿勢でいると、圧迫されている部分が赤くなります
これが褥瘡の始まりです
でも私たちは普段からずっと同じ姿勢でいても
大丈夫ですよね?
それはちゃんと栄養取って、身体を清潔にして、
動いているからです
どんなところに床ずれができるのか
ズバリ「骨が出てるところ」です!
具体的には
・後頭部 ・背骨 ・仙骨
・大腿骨転子部(太ももの付け根の外側)
・かかと ・座骨 ・くるぶし
・肩甲骨 ・肘 ・膝 などなど
救急車で運ばれる人の中には、
倒れて2~3日後に発見されて、
その間ずっと同じ姿勢でいたから床ずれができてた
とか
入院中にベッドでずっと同じ姿勢でいて、
かかとや足の付け根に床ずれができた
とかがよくあります
ではどんな人が床ずれになりやすいか
①長時間動かず同じ姿勢(不動&圧迫)
②皮膚が弱い(むくみなど)
③不衛生(排泄物など)
④低栄養
⑤免疫不全
⑥摩擦やズレ
などなどたくさんあります
次に床ずれの予防です
①定期的な姿勢変換(2時間以内)
②清潔にする
③栄養をとる
ですかね~
細かく言えば、
・クッションをたくさん使って圧力分散する
・シーツや服のしわを極力伸ばしてきれいにする
・ベッドや椅子の座面を圧分散可能なものにする
とかかな
栄養をとるってのは難しいですね
口から食べられない人もいますし・・・
なるべく身体の隅々を観察することが大事ですね!
じゃあ床ずれになったらどうするのか
まぁ皮膚が赤くなってる時点で気が付けば
経過観察で問題ないのですが、
ひどくなると赤い部分が壊死(腐る)して
大きな穴が開いてしまいます・・・
そうなると完治は難しいですし、
そこから感染して全身状態の悪化に
つながりかねません
そうなったら抗菌薬(点滴)入れたり
壊死した部分を切除(デブリードマン)したりします
床ずれの人を見たことがありますが、
お尻に3×3くらいの穴が開いていて、
中は手の指全部入るくらいの深さでした
看護師さんが洗浄していて、痛そうなんだけど
壊死しているからあんまり痛みはないみたいです
意外と気づいたら深刻なことになっていて、
治るのがめちゃくちゃ遅いです・・・
「床ずれ」はこんな感じかな
ではではまた次回~