コラム65 ChatGPT 4o

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コラム
 本日はChatGPT 4oが使用可能となりましたので使い心地を報告いたします。 
筆者からの質問
円安のメリット デメリットについて日本に住んでいる国民の立場に立って、エコノミストの視点から考察してください。2000字程度で。
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GPT4oの答え
 円安の進行は、日本国民の生活や経済活動に様々な影響を及ぼします。これをエコノミストの視点から考察すると、以下のようなメリットとデメリットが挙げられます。
メリット
 1. 輸出企業の競争力強化
円安になると、日本製品が外国市場で相対的に安価になります。これにより、自動車や電子機器などの輸出企業は競争力を強化し、売上を伸ばすことができます。輸出企業の業績が改善されると、それに伴う雇用増加や賃金上昇が期待でき、国内経済にもプラスの効果をもたらします。
 2. 観光業の活性化
円安は外国からの旅行者にとって日本を訪れるコストを下げるため、訪日観光客が増加します。観光業が活性化することで、観光地の地域経済が潤い、関連するサービス業(ホテル、飲食店、交通機関など)にも波及効果が期待できます。
 3. 外国資本の誘致
円安の進行により、日本の不動産や企業への投資が割安となり、外国資本の流入が促進されます。これにより、国内の不動産市場や株式市場が活性化し、資金の循環が進む可能性があります。
デメリット
 1. 輸入品の価格上昇
円安になると、輸入品の価格が上昇します。特に、エネルギー資源や原材料、食料品などの輸入依存度が高い商品については、生活コストの上昇を招く可能性があります。これは、家計に対する負担を増やし、消費を抑制する要因となります。
 2. インフレーションのリスク
輸入価格の上昇は、全体的な物価上昇(インフレーション)を引き起こすリスクがあります。特に、賃金が上昇しないまま物価だけが上がるスタグフレーションの状況に陥ると、国民の購買力が低下し、経済全体の停滞を招く恐れがあります。
 3. 海外旅行や留学のコスト増加
円安の影響で、日本から海外へ旅行や留学する際のコストが増加します。これにより、海外旅行や留学を計画している個人や家族にとっては、負担が大きくなります。また、海外での生活費が高騰するため、長期的な滞在が困難になるケースも考えられます。
結論
円安には輸出企業の競争力強化や観光業の活性化などのメリットがありますが、同時に輸入品の価格上昇やインフレーションリスクといったデメリットも存在します。エコノミストとしては、これらの影響を総合的に評価し、政策的な対応が求められると考えます。例えば、輸入依存度の高いエネルギーや食料品の価格上昇に対しては、政府による適切な支援策や補助金の導入が必要です。また、賃金上昇を促すための労働市場改革や、国内産業の競争力を高めるための技術革新の支援も重要です。
最終的には、円安による短期的な利益と長期的なリスクのバランスを取りながら、日本経済全体の持続可能な成長を目指す必要があります。政策立案者や企業、消費者が協力し、経済の安定と繁栄を追求することが求められます。
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以下、筆者。
このように出ましたが、驚くべきはスピードです。だいたい10秒程度で回答を得ました。一つ気になるのはなぜか1100字程度しか出なかった点です。2000字で指示したのに。。。
次に従来のGPT4にも同様の質問をしたところ、以下の回答を得ました。
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従来のGPT4の答え
円安が進むと、多くの経済的な変動が生じ、それぞれに日本国内での異なる影響をもたらします。ここでは、エコノミストの視点から、円安のメリットとデメリットを考察し、日本国民の立場に立った分析を行います。
メリット
 1. 輸出の促進
円安は、日本製品の海外での価格を相対的に安くすることで、輸出企業の競争力を高めます。これにより、自動車、電子機器、化学製品などの輸出向け産業が利益を増やし、これが雇用の創出や給与の増加につながります。輸出が国内総生産(GDP)の大きな部分を占める日本にとって、この効果は経済全体の活性化に寄与します。
 2. 観光業の拡大
円安は外国人観光客にとって日本旅行が低コストになるため、訪日観光が増加します。これにより、ホテル、小売業、飲食業などの観光関連産業が恩恵を受け、地域経済の活性化にもつながります。
 3. 外資の流入
投資の観点から見ると、円安により日本の資産や企業の価値が相対的に安くなるため、外国からの直接投資が増えることが期待されます。これは、新たな技術や経営ノウハウの導入、雇用創出など、長期的な経済発展の促進に寄与する可能性があります。
デメリット
 1. 生活コストの増加
円安は輸入品の価格上昇を引き起こします。エネルギー資源や食品、医薬品など、輸入に依存している商品の価格が上がると、消費者の負担が増大します。特に中低所得者層にとっては、生活コストの増加は深刻な問題となり得ます。
 2. インフレーションの加速
輸入品価格の上昇は、国内の物価全般に波及することがあります。これがインフレ率を押し上げる結果、生活必需品からレジャーまで広範な消費に影響を及ぼし、購買力の低下を招きます。
 3. 国際バランスの悪化
長期的な円安は、国際的には日本経済の基盤の弱さを示すサインと見なされがちです。これにより、国際信用格付けの低下や投資家心理の悪化を招き、さらなる資本流出を引き起こす恐れがあります。
結諩
円安には、輸出企業や観光業の競争力向上などのメリットが存在する一方で、国民生活への負担増大や経済全体の不安定化というデメリットも伴います。これらの利点と欠点を踏まえ、円安の継続的な影響には注意深い対策とバランスの取れた政策が求められます。具体的には、以下のような政策的対応が考えられます。
 1. 産業支援政策の強化
輸出産業だけでなく、輸入に依存する産業に対しても支援を拡大する必要があります。例えば、農業や製造業において自給率を高めるための技術開発支援や、効率化推進のための補助金政策が挙げられます。
 2. インフレ対策の整備
物価の安定を図るため、日本銀行や政府はインフレ目標を設定し、必要に応じて金融緩和や金利調整を行うことが重要です。また、物価上昇に伴う国民の生活保護を目的とした所得補助や社会保障の充実も検討すべきです。
 3. エネルギー政策の見直し
円安によるエネルギー価格の高騰に対応するため、再生可能エネルギーへの投資拡大やエネルギー効率の改善を進めることが望まれます。これにより、長期的にはエネルギーの輸入依存度を下げ、価格の変動リスクを軽減できます。
 4. 国際的な通貨協調
円安が進む背景には、他国との通貨の相対的な価値変動も影響しています。そのため、国際的な通貨協調を図り、急激な通貨変動を避けるための外交的努力も重要です。この取り組みには、主要国との経済対話や国際会議での協議が含まれます。
 5. 情報提供と市民への教育
円安の影響は複雑であり、その理解を深めるためには、政府や金融機関からの正確で分かりやすい情報提供が必要です。また、経済の仕組みを理解するための市民教育も強化し、個々の経済的意思決定を支援することが望ましいです。
以上のように、円安に対する総合的なアプローチは、国内外の経済環境に応じた柔軟な対応を必要とします。それにより、円安のメリットを最大限に活用しつつ、デメリットを最小限に抑えることができるでしょう。日本経済が直面するこれらの課題に対しては、政策立案者、企業、そして市民一人ひとりが協力し合い、持続可能な成長を目指す必要があります。
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以下筆者。
以上2回に分けて1600字程度の回答でした。回答を作成するのに150秒程度かかりました。GPT4oは格段に速くなっていてびっくりしますね。でも、従来のGPT4は対策まで考えて1600字outputしてくれたのに対して、4oは途中で仕事放棄して1000字ちょっとしか考えてくれなかった事は不思議でした。聞き方が悪かったのでしょうか?どちらも2000字と指示しているのに仕事を端折ってきたのが個人的には面白かったです。
 AIの進歩に関してはまだまだ未知数で使い方を工夫する人間の手腕が問われる時代です。遅れを取らないように少しずつでもAIに触れ、色々やってみるのがA Iを知る第一歩だと考えています。何か面白い使い方をご存知の方は是非コメントで教えてください。

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