どこからが騒音?騒音の定義は?

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『騒音トラブル』って巷では言いますが、騒音とは誰がどのような基準で判断するものなのか?
音に敏感・神経質な方もいれば、少々の物音は全く気にならないという人もいます。
『同じ音』でも人によって感じかたが違うはず。
受け取る側が騒音と感じたら騒音になるのでしょうか?

その答えのキーワードは『受忍限度』です。

受忍限度を超える音が客観的に『騒音』と認定されます。
受忍限度とは、社会生活上受忍すべき程度のことを言います。
音を出す側も、その影響を受ける側もお互いに合理的な範囲内においては受忍すべきという社会通念があるのです。

私の体験談で、騒音苦情が管理会社に入り、騒音調査した結果、受忍限度を全く超えない生活音レベルの音であったということがありました。単に騒音苦情元の入居者が神経質なだけだったのです。

苦情が入ったから騒音が発生しているとも限りません。

騒音トラブルの適切な対応として、『受忍限度を超える騒音が実際にあるのか?』ということをきちんと調べる必要があるのです。
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