PCの調子が悪くて、ブログ更新がしばらくできませんでした。
ようやくできるようになったので、再開します。
さて、この間にもいろいろ世の中、動きがありました。
大きな話題は、サッカーW杯 日本代表がスペイン破るも、決勝TMでクロアチアに敗れて、悲願の8強入りならず、というところでしょうか。
このW杯、見ていて思ったことは。「勝つと思うな 思えば負けよ」ということでした。
美空ひばりさんの「柔」という歌の歌詞にもあったかと思います。
興味ある方は、聞いてみてください。
この元ネタは、徒然草にある「勝たんと打つべからず。負けじと打つべきなり」だと言われています。
で、もう負けたかもと思われたスペインに劇的な逆転勝利を収めた日本
次のクロアチアも強いけど、いけるんじゃないかという空気があったように感じました。
だから、やばいな。何かコスタリカ戦に近い感じがしたんです。
人間て、最初は侮れないと思っていても、何人にも「大丈夫です」とか「勝てるでしょう」などと言われ続けると、どこかで「そうだな」と思う部分が出てくるのだと思うんですよね。
陶晴賢を破った毛利の厳島の夜襲でも、厳島を落とされたら終わりだという毛利側の考えを毛利の重臣 桂元澄が、陶晴賢に7度も送っているのですね。
最初は警戒していても、何度も言われれば、その通りだと感じて動いてしまう。
しかし、この桂の内通自体が毛利の謀略で、陶晴賢は敗れてしまいました。
勝利を意識したとき、敗戦もまた最も身近にいるのかな、と思った次第です。