最近気になるニュース 続き

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気になるニュースは日本電産の後継者問題だと書きましたが、それに関連して。

日本電産の子会社である日本電産テクノモータが、顧客との取り決めを無断での変更した仕様で納入していたという件が、東洋経済の記事に出ました。

これに関して、「残念なことだ」という想いと同じくらい「そうだろうな」という想いがあるんです。



私の経験上、日本電産は上司特に経営層が細かく仕事にチェックをかけてきます。
そして、目標達成が第一で、目標に到達できなかったら、徹底的に叩かれるんですね。その仕事に対する厳しさが、日本電産の成長の核だと思います。

しかし、子会社社長などの立場からすると、永守さんから徹底的に締め上げを食らうわけです。ええ、もう。私はそこまでは知らないんですが、それはもう胃に穴が開くほどの徹底的な締め上げを食らうんです。

しかも永守さんは、株主総会で株主の質問に自ら数字を把握して的確に応える凄い人物です。
そりゃもう、普通の人では太刀打ちできません。

三国志で言ったら、戦場で呂布とか関羽にでくわしたようなもんです。

そして、永守さんは、そうした経営層の生殺与奪の権を握っています。

で、そうなると、人はどうなるのか。

歴史が証明してるんですが、トップの機嫌を損ねないように下の者がトップに上げる情報を統制するんです。さらには、改ざんすらしてしまうんです。

で、上はその間違った情報をもとに判断するので、結果が最悪のものになってしまいます。

これは、現在ウクライナに侵攻したロシアのプーチン大統領に当てはまります。

下は、プーチンの機嫌を損ねないように、追従した回答をしてました。
ウクライナの人民はロシアへの併合を望んでいるなどといったものです。

それを信じて、ウクライナ人民が味方するので侵攻は数日で終わるという目算を立てての侵攻作戦でした。

それは蓋を開ければ、ウクライナ側の激しい抵抗に遭い、ロシア側の劣勢が伝えられています。

日本電産もそのようにならなければよいな、と見守っている今日です。

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