上司の期待に応えられず辛い(相談事例11-2:仕事)

記事
コラム
前回のお客様のお悩み・問題は、

仕事で上司に期待してもらっているが、

いつも期待に応えることができず、

がっかりされてしまうのが辛く、

この状況を何とかしたいというご相談でした。

以下がご相談後のSTEP1とSTEP2になります。



事例11-2.png



今回のお客様につきましては、

あるべき姿を再設定することにより、

お客様が上司の期待を裏切らず、

上司に喜んでいただくお手伝いをしました。



今回のポイントは、

お客様が上司の期待に対して、

お客様が自身の結果を出すめに努力はしていましたが、

上司の期待を変える努力はできていなかった点です。



確かに上司の期待に全て応えることは大事であり、

できるならそうしたいところですが、

何事にも制限や制約はあるものです。

今回は現状のご自身の能力が制限となってしまっており、

結果に全ては応えられず、

上司をがっかりさせてしまうことは明白という状況です。



ここで一般的な話となりますが、

人はどういう時にがっかりするのでしょうか?

これは人がどういう時に満足や感動するか、

というお話と一緒ですが、

人は期待していたものと、

結果にギャップがあった時に、

満足したり、がっかりしたりするものです。



わかり易い例では映画がそうです。

ビックタイトルの映画は期待が大きく、

例え他の映画より内容が良かったとしても、

観た方の期待には届かず、

がっかりされてしまうことがあります。

逆に、何にも期待せずに観た低予算の映画でも、

期待されていなかったために、

期待を越えて満足されるということもあります。



ですので、

今回すぐにお客様の能力が改善されない状況で、

上司をがっかりさせないために重要なことは、

上司の期待値をコントロールするということになります。



これは上司の期待値を下げるため、

「自分はできない」とい言うようなものであり、

皆さん最初は抵抗があるかもしれませんが、

上司の立場からすると、

例えば期限直前に結果がダメで、

そこからフォローするより、

最初にダメとわかっていて、

先にフォローできた方が、

リスクコントロールができるため、

後者の方が遥かに良いものです。

ですので、期待値を下げることは、

決して悪いことではありません。



また、これは小手先のテクニックになってしまいますが、

私の知り合いで転職してすぐ評価されていた方には、

提出に3日かかる提出物に対し、

最初に1週間程度かかると伝えて期待値を下げ、

実際は3日で提出することにより、

下げた期待値を超えて評価を勝ち取っている方もいました。



ですので、

今回はあるべき姿を再設定し、

「自身の実力合わせて相手の期待をコントロールし、

コントロールした期待を超える結果を出す」としました。

※対策の詳細はお客様のプライベートに関わるため、

この事例紹介では紹介しておりません。



結果としまして、このお客様は、

最初期待を下げることに少し抵抗があったそうですが、

期待値を下げたことで期待には応えることができ、

上司にその結果を喜んでもらえただけでなく、

最初に期待値を交渉したことも褒められたとのことで、

大変喜んでいただけました。

交渉したことを評価されたことは副次的な結果ですが、

一石二鳥だったことは何よりでした。



今回ご紹介した事例につきましては、

相手の期待に応えるためには、

期待値をコントロールすることが有効という事例でした。

※ご自身の能力アップを疎かにしていいという話ではありません



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