会社がブラックで辛い(相談事例7-2:仕事)
記事
コラム
前回のお客様のお悩み・問題は、
仕事で残業が多い等、会社がブラックであるが、
自分ではどうしたらいいいかわからず、
この状況を何とかしたいという内容でした。
以下がご相談後のSTEP1とSTEP2になります。
今回のお客様につきましては、
目標・あるべき姿がそもそもわからない状況でしたので、
そこを整理することから始め、
ヒアリングを通じてわかったお客様の目標達成に向けて、
問題解決の設計等、お手伝いをしました。
今回のポイントは大きく二つあり、
お客様が新卒であり、比較対象がないため、
自分が置かれている状況や、
それに対する対処方がわかっていなかったこと。
また、苦しい状況において、
受け身になってしまっていたことです。
一つ目のポイントにつきましては、
新卒の方が特に気を付けるポイントです。
例えばの話になりますが、
サッカーのことを全く知らない人が、
15-0という試合結果を聞いた時に、
それが凄いかどうか判断することはできません。
その他の試合が、1-0とか、3-1とか、
比較対象があってはじめて凄いと判断できるのです。
これと会社の話も同じであり、
他の会社がどうかを知らない限り、
そもそも自分の会社が良いのか悪いのか、
判断することすらできません。
この点については、相談をしながら、
私も大手からスタートアップまで、
幅広く経験しておりますので、
お客様が置かれている状況が良くないことや、
他社ではそうした状況ではどうなるかを伝えてしております。
二つ目のポイントにつきましては、
まず前提として、
一般的に人は自身が決定権を持ち、
何か意思決定をした場合、
それは自分で決めたことになるため、
責任感を持って頑張れたり、
仕方ないと割り切れたりします。
しかし今回のように受け身になってしまっていて、
そうした決定権がない場合、
他人が決めたことに従わざるを得ず、
そのことい対してどうしようもないと諦めてしまい、
負のスパイラルに陥ってしまうことがあります。
そのため、受け身になってしまい、
負のスパイラルに陥っている場合の対処法の一つは、
自身が決定権を持てるよう、
他の選択肢を持つことが重要になってきます。
選択肢を持つことにより、
そもそも一つがどうしようもなけれらば他を選べますし、
頑張ると自分で決めたなら、
割り切って頑張れたりもできます。
ですので、今回はこの二つ目のポイントに対し、
お客様としっかり相談したうえで、
目標とあるべき姿を設定し、
あるべき姿については、
「他社含め、目標を達成するための自身として選択肢を持ち、
常に主体的に、仕事も時間もコントロールする」として、
他社を含め、選択肢を持っていただくようにしました。
結果としましては、
このお客様は他社を知ることで自社の酷さがわかり、
責任感を持って頑張っていたことが馬鹿馬鹿しくなり、
早々により条件の良い会社に転職されて、
今では平日でも趣味の時間を持てるようになったと、
大変喜んでいらっしゃいました。
※対策の詳細はお客様のプライベートに関わるため、
この事例紹介では紹介しておりません
今回ご紹介した事例につきましては、
受け身になってしまい、
自分ではどうしようもない、
負のスパイラルに陥っている状況の時など、
自身で選択肢を持っておくことが大事であるという事例でした。
【ご紹介】
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